私は小学校6年生頃から顔全体にニキビが出るようになりました。当時はまだ幼かったため、全く気にしていませんでした。
しかし中学に入って、思春期に入った頃から自分のニキビ顔にコンプレックスを抱くようになりました。中学生なので食生活の乱れや睡眠不足もないのに、日々できるニキビに一喜一憂しつつ、ニキビ跡にも悩まされていました。そこからニキビとの格闘の日々が始まったのです。
中学生にとって、ニキビのことを親に相談するのは恥ずかしいことです。もしかしたら母親が気を使ってくれてケア用品をくれたかもしれません。
しかし親は私のニキビの悩みを気にすることは全くありませんでした。
改善の兆しが出たのはその10年後くらいでしょうか。大学に入って、自分でアルバイトをして稼ぐようになった時です。
私は大学3年から一人暮らしを始めたのですが、その時にインターネットというのを覚えました。
そこで「ニキビの治し方」を誰にもばれずに調べられることに気づいたのです。女性でも男性でも、ニキビの悩みは他人に知られたくないですよね。だってニキビは私にとって大きなコンプレックスでしたから・・・。
でもご安心ください!私は見つけましたよ!ニキビの治し方を!
頬、あご、おでこ、鼻の下、胸元や背中などのニキビは必ず治せます!
その成果が次の写真です。ニキビの炎症が収まってほぼ元通りになっただけでなく、周囲の毛穴の黒ずみも綺麗になりました。
一週間行う4つのSTEP
私が成功したニキビの治し方は、以下の4つを一週間続けることです。これは男性でも女性でも効果があるし、思春期の若い人にもおすすめです。
- 皮膚科で処方される薬
- 食事の見直し
- きちんとした睡眠
- 肌を清潔に保つ
それぞれ具体的に説明していきましょう。
1.皮膚科で処方される薬
知らない人が多いのですが、ニキビは皮膚科で診療してもらえます。ちょっと恥ずかしかったですが、相手は医者ですから安心です。
私がもらったのは「ディフェリンゲル」という塗り薬と「ルリッド錠」という飲み薬です。ジェネリック医薬品が出てきているので、出される薬の名前(メーカー)は変わるかもしれません。「ディフェリンゲル」は毛穴が塞がり、皮脂がたまるのを抑える薬です。「ルリッド錠」は細菌による感染症を防ぐ薬です。
※ルリッド錠は写真を撮り忘れたので、画像を拝借
あと、薬ではないですが、高濃度のビタミンCという、「ビタミンCローション」。毛穴を引き締めたり、皮脂分泌の抑制効果があったり、コラーゲンの合成を促したり色々な効果があるようです。
いずれも皮膚科で診療したあとに処方箋を出してもらえれば、健康保険で安く買えます。
※VCローションは少し高かったかもしれません。
ちなみに、ドラッグストアで買える「ニキビに効く薬」は、あまり効果ないようです。体に影響が出やすい薬はそもそも、処方箋なしでは買えませんからね。ニキビを治す最初のステップとしては結構重要です。
でも、仕事が忙しいと病院に行く時間がなかなか取れないですよね。もし皮膚科で診察を受ける時間がなくても、次の2~4の取り組みを真面目に続ければ大丈夫です。時間ができたら早めに皮膚科に行くようにしましょう。
2.食事の見直し
皮膚科の先生との問診で、「お菓子は好きですか?」と聞かれました・…。どうやらお菓子を「食べ過ぎる」と、ニキビができやすい肌質になるようです。
チョコレートが好きですと言ったら、「あ~…」と言われました(´;ω;`)
でも決定的な要因ではないようなので、あくまでお菓子は過剰に食べないように言われました。
逆に、野菜を食べなさいとかは言われませんでしたね。水分は1日1~1.5リットルほどしっかりと摂取すると新陳代謝が良くなると言われました。
とりあえず私は美肌を目指すためだけでなく、ダイエットも兼ねて朝と夜は必ずサラダを食べるようにしました。コンビニの「サラダ」+「ドレッシング」で200円くらいなので、仕事帰りに夜と翌朝用を買うようにしました。
ただし、野菜にはビタミンCが豊富にありますが、一度に摂取できる栄養には限りがあります。朝昼晩それぞれに野菜をバランスよく食べて正しい食生活を送ることが大事です。ニキビの治し方のSTEPとして、頑張って取り組むべき内容です。
3.きちんとした睡眠
これはニキビの治し方のSTEPとしては、間違いありません。
私は学生時代、ずっとネットゲームで夜ふかしをしていましたし、日常的な睡眠不足でした。そして夜更かしをした翌朝、気づいたらポツポツとニキビができていたことがよくありました。
これを頑張って、夜12時くらいには寝て、最低6時間は寝るようにしました。実際、医学的に最適な睡眠時間は夜10時から深夜2時を含む6~8時間と言われています。この夜の適切な時間に寝ることで、新しい肌を作る活動(ターンオーバー)が正常化するし、睡眠中に肌の再生活動は最も活発化します。だからこの時間帯は「お肌のゴールデンタイム」とも呼ばれています。新しい肌が生まれてくればニキビ跡を治すことにもつながり、憧れの美肌へ近づくでしょう。
また、快適な睡眠はストレスの解消にもなります。ストレスが溜まると肌の健康に必要なホルモンの分泌が抑えられてしまい、肌荒れやニキビができやすくなります。学業や仕事、悩み事などで溜まるストレスは快適な睡眠で吹き飛ばしましょう。
4.肌を清潔に保つ
これはニキビの治し方のSTEPとしては最重要です。なぜなら、 ニキビの原因は毛穴につまる皮脂や汗、埃、メイクの残りなどの汚れを好む「アクネ菌」が増加することにある からです。
とは言え私にとって、最もハードルが高かったのがこの「肌を清潔に保つ」ことです。
以前の私は、ビオレではダメなのか?保湿?何それ、美味しいの?状態でした。
ドラッグストアにも、閉店間際を狙ってこっそり化粧水コーナーに行きましたよ。しかし、一体どれがどんな効果があるのかわからないし、種類がたくさんありすぎ!あとなんか、やはり私が買うにはちょっと…店員さんの視線が痛い…。
結局、原点回帰でインターネットで調べたら解決しました。
通販と言うと抵抗がある人がいるかもしれませんが、例えば『プロアクティブ』のような有名なものは通販専売です。また、洗顔料と化粧水、保湿液などセットで販売されるのが一般的で、統一されたコンセプトに基づいてニキビケアできるのがポイントです。化粧水と保湿液(クリーム)は肌に潤いを与えて乾燥を防ぐので、ターンオーバーを正常化して肌トラブルを予防することにもつながります。
店頭販売と違い通信販売では 1週間お試しセットが用意されているものが多いので、当記事の趣旨にも合致 します。
おすすめのニキビケアセット
とりあえず私でも知っているメジャーなところから、初めて聞くものまで色々と試してみました。その中から、私が使って肌の状態が最も安定したニキビケア用品を2つご紹介します。
ビーグレン『ニキビケアセット』
ビーグレンは「QuSome(キューソーム)」という新しいテクノロジーを応用したニキビケア商品を開発しました。「QuSome」とは、薬の成分を直径70~150ナノメートル(針の先に50個ほど収まる非常に小さなサイズ)にすることで、肌の角質層まで浸透させることを可能にしたテクノロジーです。
クレイ洗顔と高濃度ビタミンCの浸透
天然クレイ「モンモリロナイト」という超微粒子の粘土を毛穴の皮脂やアクネ菌に吸着させて綺麗にして、ニキビの原因を取り除きます。そして、「QuSome」技術によって高濃度ビタミンCを肌の深層に浸透させることで、ニキビの炎症を抑えて肌の修復を促し、綺麗な肌を目指します。
最新テクノロジー化粧品を試すチャンス
このビーグレンの『ニキビケアセット』には洗顔料・ローション・美容液・モイスチャージェルの4点が含まれています。この4点が1週間分試せるトライアルセットが1,800円で購入できます。
FUJIFILM『ルナメアAC』
富士フィルム(FUJIFILM)と言えば写真フィルム分野の第一人者ですが、2000年代から写真フィルムの技術をヘルスケア分野や医療分野の研究に活用して大きな進展を見せています。特に化粧品事業では松田聖子さんや中島みゆきさんを起用し、若者から中高年からの評価も高まっています。
最大の武器はファイバースクラブ
ルナミアACの特徴はファイバースクラブという糸状の繊維です。ファイバースクラブは毛穴より細いため、毛穴上部にもぐりこんで角栓や毛穴を絡み取ります。そして毛穴内の皮脂が排除され、ニキビの原因が減り、ニキビを防ぎます。FUJIFILMだからこそ開発できた最新の研究結果と言えます。
気軽に試せるのが魅力
このルナメアACの洗顔料・化粧水・ジェルクリームがセットになった「1週間お手入れキット」が1,000円で購入できます。送料無料でお手軽に購入できるので、まずは1週間ニキビケアにチャレンジしてみようという人にお勧めです。
ざっくりとした説明になりますが、ビーグレンはアメリカ産、ルナメアは日本産という感じです。2つとも一週間分のトライアルセットがあるので、両方買って比べてみるのもいいかもしれませんね。使う際は正しい洗顔方法も心がけてくださいね。
ニキビに悩んでいる男性、女性の方。
ニキビの治し方がわからない、同じ悩みを抱えるみなさん。
とりあえず、一週間頑張ってみましょう。
ここでの頑張りは、絶対あなたのためになりますよ
(*゚▽゚*)
ニキビができる原因と基礎知識
ニキビを治す方法とは別に、ニキビができる原因や関連する基礎知識を簡潔に解説しておこうと思います。長すぎると読むの大変なので、詳細は個別の記事にまとめてあるので時間がある人は読んでみてください。
ニキビができる原因
ニキビは毛穴に詰まった皮脂や汗、ほこりなどにアクネ菌が繁殖して炎症を起こすことが原因 です。アクネ菌自体は人間の皮膚に常駐する菌ですが、異常に繁殖することが問題なのです。ニキビが悪化する原因としては過剰なスキンケアや肌質に合わないメイクや化粧品を使用することが挙げられます。炎症を起こしているニキビはもちろん、顔の皮膚は厚いようで刺激には敏感なので大切に扱いましょう。他にも色々あるのでもっと知りたい人はニキビの原因をご覧ください。ニキビの種類
ニキビは初期から早期治療が必要な段階まで色々あります。初期状態は白ニキビで毛穴に汚れが詰まった状態です。この汚れが皮膚の表面に出てきて酸化すると黒ニキビになります。この2種類は日々の洗顔などのスキンケアを徹底すれば改善の見込みがあります。そこから炎症を起こすると一般的な赤ニキビになります。
よくあるのが赤ニキビですが、しっかり治さないと跡になるし、大きいと痛みを伴うこともあります。この時に白血球がアクネ菌を排除する際にできる細胞組織の残骸が膿となって毛穴に貯まると黄色ニキビになります。黄色ニキビの原因は体が治そうとすることにあるのです。膿だけうまく潰せば早く治すことができますが、不安な人は皮膚科で面皰圧出器を使った治療を受けるとよいでしょう。
もしニキビが紫色になっていたら早急に皮膚科で治療が必要です。この紫ニキビは血と膿がたまって赤紫色に腫れ上がっている状態です。自然治癒が困難で、切開するか漢方薬を使って治療することもあります。
肌トラブルを予防するには
食生活の乱れや睡眠不足になるとニキビや肌荒れなどが悪化しやすくなります。また肌が乾燥していると刺激に対して敏感になり、ターンオーバーも乱れやすくなります。角質まで綺麗にしようと過剰なスキンケアをするのも逆効果になりやすいので、正しい知識をもって肌を大切に扱うことが重要です。
場所ごとの原因と治し方をまとめた記事
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