黄色ニキビは、炎症を起こしたニキビがさらに悪化し、膿が出ている状態です。初期の白ニキビや黒ニキビ、そして赤ニキビと比べて重症と言えます。
よく爪でうまいことつぶしてしまう人もいますが、下手に黄色ニキビをつぶすとニキビ痕が残ってしまうこともあります。ですから黄色ニキビの場合は一層丁寧なニキビケアが必要です。
黄色ニキビの原因
ニキビができると体内の白血球がアクネ菌を排除しようとします。しかし炎症が悪化すると白血球の活動も高まり、その際の細胞組織の残骸が膿になります。赤ニキビから炎症が悪化して膿があふれ出てている状態が、黄色ニキビというわけです。
黄色ニキビの治し方
膿がある程度あふれ出ていると、爪などで潰したくなりますよね。うまいこと膿だけを取り除ければ結果的に早く治すことができます。しかし細胞を傷つけてしまい、クレーターやニキビ痕ができてしまう可能性もあります。もし潰す場合はニキビを綺麗に潰す方法を参考にしてください。
自分で膿を出すのが怖い人は皮膚科で治療を受けるのが良いでしょう。皮膚科では専用の器具(面皰圧出器など)で膿だけを取り出す治療を受けることができます。また膿を抑える外用薬なども処方されますので、黄色ニキビの悪化も防げます。
黄色ニキビができた人は、再発防止のための努力を惜しまないようにしましょう。それは初期のニキビの段階から悪化させないことです。日頃のニキビケアこそが黄色ニキビをつくらないことの第一歩となります。