赤ニキビは白ニキビや黒ニキビが悪化してアクネ菌が増殖し、赤く炎症を起こしている状態です。赤ニキビが悪化すると火傷のようなケロイドになり、皮膚組織が破壊されてしまいます。
赤ニキビができた周囲には炎症が広がり、色素が沈着したりクレーターやニキビ跡として残ってしまいますので、適切にニキビケアをする必要があります。
赤ニキビの原因
赤ニキビは通常、前段階である白ニキビや黒ニキビが悪化することで発生します。白ニキビと黒ニキビは毛穴が詰まり、毛穴に皮脂が詰まっている状態です。
ニキビの原因とされるアクネ菌は元々も誰の肌にも存在する常駐菌ですが、皮脂を好むため毛穴がつまっているところで増殖してしまいます。そしてアクネ菌が増殖すると炎症を引き起こし、赤ニキビへと悪化するのです。
赤ニキビの治し方
赤ニキビの治し方は2つのことを考えなければなりません。
- 赤ニキビを悪化させない
- ターンオーバーを正常化させる
平たく言えば、外からのケアと内からのケアという感じです。それぞれ詳しく説明していきましょう。
1.赤ニキビを悪化させない
赤ニキビはその周囲に炎症が広がりやすく、また悪化すると火傷のようなケロイドになり皮膚組織を破壊してしまいます。皮膚組織が破壊されるとクレーターやニキビ痕として残ってしまいます。だからまずは赤ニキビを悪化させないことを第一に考えなければりません。
- 洗顔時以外は触らない
- 洗顔は優しく、洗浄力(刺激)の強い洗顔料は使用しない
- 髪の毛やマスク、布団、マフラーなども触れないようにする
赤ニキビは炎症を起こしており、刺激を与えると一層悪化する可能性が高い状態です。また強く触れたり、刺激を与えてしまうと赤ニキビが潰れて皮膚組織にもダメージを与えてしまうこともあります。気になり手で触れたり、隠したい気持ちはわかりますが、赤ニキビを治すためには極力刺激を与えないことが大事です。
2.ターンオーバーを正常化させる
赤ニキビを悪化させず、丁寧なニキビケアを継続すれば徐々に炎症はおさまっていきます。そこで大事なのがターンオーバーを正常化させることです。
ターンオーバーが正常に行われるとおよそ4週間(28日)かけて古い角質がはがれ、新しい皮膚が表面に出てきます。これにより綺麗な肌を保てるだけでなく、保湿能力が高いためニキビができにくくなります。
言わば、日常生活を正すこと。また洗顔は寝る前など一日一回で大丈夫です。特に意識したいのが、洗顔後の保湿です。ひと手間かけて、肌に潤いを与えておくことがターンオーバー正常化へとつながります。
赤ニキビは悪化しやすく、多くの人の悩みの種です。綺麗な肌を取り戻し、胸を張って、上を向いて、元気な日々を送りましょう!