愛煙家にとってタバコはなくてはならない存在です。
しかし、タバコを吸っているとニキビができやすいと思ったことはありませんか?
実はタバコとニキビには深い因果関係があるのです。
今回は愛煙家にとって悩ましいタバコとニキビの関係についてまとめました。また、後半では「タバコを吸っていてもできるニキビの予防・治し方」を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
タバコとニキビの因果関係
タバコを吸うとニキビができてしまう原因は、タバコに含まれる「ニコチン」です。ニコチンはタバコの葉に含まれる天然由来の物質です。しかしニコチンは以下の5つの段階を踏んでニキビができやすい肌になってしまう有害な物質でもあります。
- ニコチンが血液中に入り込み、血管が細くなる。
- 酸素と栄養の供給が少なくなる。
- 体温は下がり、皮膚は栄養不足になる。
- 肌は乾燥して荒れ、老化も進む。
- ニキビができやすい肌になる。
また、ニコチンはビタミンCを破壊する作用もあります。ビタミンCは肌の調子を整える重要な栄養素です。潤いのある綺麗な肌にしてくれるビタミンCが破壊されると、ますます肌荒れやニキビ、シワやたるみができやすくなるのです。
タバコを吸っていてもできるニキビの予防・治し方
タバコが原因でニキビができた場合、禁煙してみるのが一番ですが、実際のところニキビができて禁煙なんてうまくいきません。そこでタバコを吸っていてもできるニキビの予防・治し方をご紹介します。
- 乾燥を防いで保湿を徹底する。
- 毛穴の皮脂汚れを毎日綺麗にする。
まずタバコを吸っている人はビタミンCが普通よりも少ない傾向にあるだけでなく、毛細血管が細くなるので肌が乾燥しやすい傾向があります。だから化粧水で潤いを与えて、保湿クリーム等で潤いをキープすることが大事です。
大抵の人は保湿で改善することが多いですが、頑固なニキビができている人は毛穴に大量の皮脂が詰まってアクネ菌が増殖している可能性が高いです。だからニキビ用洗顔料を使ってアクネ菌が繁殖する毛穴の詰まり(皮脂や汗、埃など)を取り除くことも大事です。
この2つを同時並行で解消するには、一日一回(もしくは朝晩2回)の正しい洗顔と保湿です。手元に洗顔料と化粧水があるならそれを用いても構いませんが、本格的にニキビケアをする人向けにお勧めの逸品があります。