アトピーやアレルギー、敏感肌の次に厄介なのが混合肌です。混合肌は「コンビネーションスキン(Combination Skin)」とも言い、顔のパーツによって肌質が異なる状態です。乾燥している場所もあれば、脂が良く出る脂性部分もあり、適度な潤いと脂のバランスを保つのが大変です。
意外かもしれませんが、実は日本人のほとんどが混合肌です。もしあなたが自分が混合肌であることを認識しているならば、あなたの肌を見る目を誇るべきでしょう。むしろ自分が混合肌であることに気づいていない人が多いのです。
そのような実情はともかく、今回は乾燥と脂性が混在する混合肌におすすめの化粧水を紹介します。化粧水ランキングの中から、混合肌の人の口コミで高い評価が多かった化粧水を厳選しました。ちなみに、女性に限らず、男性にもおすすめできる商品なのでメンズもご安心ください。
また本記事後半には混合肌になる原因、インナードライ(脂性乾燥肌)との違い、脂性肌改善に効果的な成分、注意点もまとめました。
混合肌におすすめの化粧水ランキング
1位:ASTALIFT「モイストローション」
ASTALIFTは写真フィルムの老舗メーカー富士フィルムの化粧品ブランドです。写真フィルムのナノ技術を応用したテクノロジーが応用されており、有効成分をナノ化して肌の深層まで届かせることに成功しました。
モイストローションの特徴
肌にハリとみずみずしいうるおいを与える「コラーゲンケア」の高機能化粧水です。隅々まで潤いで満たし、美容液やクリームなどがなじみやすい肌に整えます。バラの中でも高貴とされるダマスクローズの香りで、心地良いスキンケアを楽しめます。
5日間トライアルキット
モイストローションのほか、ジェリーアクアリスタ(先行美容液)、エッセンス(美容液)、クリームがセットになったアスタリフトベーシックトライアルキットを1,000円で購入できます。
2位 b.glen『QuSomeローション』
b.glen(ビーグレン)はアメリカに本社を置くグローバル企業で、医学博士ブライアン・ケラー氏の発明した「QuSome(キューソーム)」という新しい浸透テクノロジーをスキンケアに活用した製品を販売しています。
ビーグレンの『QuSomeローション』は一般的な化粧水よりも圧倒的に長い17時間もの保湿をもたらし、後につける美容液やクリームの効果を格段に高める効果もあります。最近メディアで特集を組まれることも増えた人気急上昇中の商品です。
『QuSomeローション』と洗顔料・美容液・クリームを7日分試せるトライアルセットが1,800円で購入できます。現品へのリピートは98.5%と非常に高い満足度です!
>>ビーグレンの化粧水の効果と口コミはこちら
3位 FANCL『エンリッチ化粧液』
ファンケル(FANCL)は無添加化粧品を筆頭に、健康食品やサプリメントも販売する1980年創業の日本の企業です。ファンケルでは「無添加」にこだわった製品を開発しており、安全・安心を求めるユーザーから高い人気があります。
ファンケルのエンリッチ化粧液は無添加という点だけでなく、ファンケル独自成分「適応型コラーゲンα」により、キュッと引き締まった弾力のある肌を叶えます。ちなみに、厳選された美容成分だけを「ギュッと凝縮」しているので一滴一滴がまるで濃い美容液なのです。
「エンリッチ 化粧液 II しっとり」と「エンリッチ 乳液 II しっとり」がセットになったハリつや肌1ヵ月実感キットを1,500円で購入できます。さらにマイルドクレンジングオイル・洗顔パウダーが各10回分とリフトエッセンス4包も特典としてついてくるのでさらにお得感があります。
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4位 アクセーヌ『モイストバランス ローション』
なじませた瞬間から、まるで「肌になる」かのような感覚で角質層に浸透します。ベタつきを感じさせないサラッとしたテクスチャーで、一日中、「乾きを知らない肌」をキープできる持続型保湿化粧水です。
業界最小レベル「超微細ナノカプセル化技術」を採用し、潤い保持にすぐれたセラミド類似成分を超微細化して配合してあります。角質細胞の隙間をすみずみまで満たし、肌深部に水分を送り届けて、みずみずしさを持続させます。角質細胞ひとつひとつをふっくら潤わせる新技術「セルバウンス技術」採用により、バリア機能をすこやかに保ちます。
さらに、継続して使用することで、肌本来の透明感と明るさ、ハリを引き出します。肌表面で水分をキャッチする(ヒアルロン酸)と角質層内で水分を抱え込む(ジグリセリン)配合。「潤い続けている肌」の実感が、つけている限り続きます。
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5位 ナチュリエ『ハトムギ化粧水』
ハトムギ化粧水は肌にうるおいを与えてスキンコンディションを整える、天然植物成分ハトムギエキス(保湿成分)配合の化粧水です。しっとりしているのにベタつかず、カサつきが気になる部分にスーッとなじみます。オイリー肌をヒタヒタにうるおすことで、肌あれのないなめらかな素肌に保ちます。日焼けした後のほてりをおさえ、ひんやりと肌をひきしめます。フェイスはもちろん全身に使えるので、ャワーやお風呂上りにおすすめです。
6位 クリニーク『クラリファイング ローション 2』
乾燥やくすみ、毛穴の目立ちなど様々な肌トラブルの原因となる古い角質を穏やかに取り除く皮膚科医処方の角質ケア ローションです。ブースターとして使う人も多いです。コットンで優しく拭き取るだけで、洗顔では取り除けない不要な角質を除去します。次に使うスキンケアの浸透を高め(角質層まで)、健全な肌のターンオーバーをサポートします。
7位 オルビス『薬用 クリアローション M』
オルビス(orbis)にも色々なタイプの化粧水がありますが、本品は元々ニキビ用の薬用化粧水として人気の商品です。肌のコンディションを整える紫根エキス、肌荒れの原因を攻める甘草エキスが配合されておりスキンケアを促します。また混合肌向けにオイルカット+高保湿バリアを実現しているところでランキングに入ってきています。
8位 ネイチャーコンク『薬用 クリアローション』
1本でふきとり化粧水、朝の洗顔代わり、保湿化粧水、美白効果、美容成分の浸透アップ、肌荒れ防止の6つの機能がある多機能ふきとり化粧水です。毛穴汚れをオフするサボンソウエキス、健康的な角質層に整える月見草油を配合。ハトムギから抽出した天然角質クリア成分で古い角質をやさしくふきとり、後に使う美容液や乳液が浸透しやすい肌状態に整えます。
9位 アルビオン『薬用スキンコンディショナー エッセンシャル』
アルビオン(ALBION)はイギリスの古い言葉で「白い国」という意味で、女性の美の原点である「白」にちなんでALBIONと名付けられました。一瞬外国企業かと思いましたが、本社が東京にある日本の会社です。しかし創立60年を迎えた老舗メーカーで、日本各地に支社を持つ高級化粧品ブランドとして人気があります。
薬用スキンコンディショナーシリーズは1974年に誕生し、「スキコン」の相性で愛され続けるロングセラー化粧水です。 生命力豊かな厳選された国産ハトムギから抽出したエキスと、水と油の両方となじむ白いオイルが特徴です。特に「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」は@コスメベスト大賞を何度も受賞し殿堂入りを果たしたこともあります。
>>アルビオンの化粧水の効果と口コミ
10位 クラランス『フィックス メイクアップ』
メイクの仕上がりを長持ちさせながら、摘みたてのローズの香りでリフレッシュさせるマイクロミスト。新たにアロエを配合し、高い保湿力で瞬時に肌をみずみずしくうるおします。メイクアップの最後に、仕上げとして顔全体にスプレーすれば、きめ細かなミストが肌表面にふんわりと広がり、しっかりと保湿。大気汚染や花粉などの外的刺激からも肌を保護します。
混合肌になる原因
20代のうちは健康だった肌も、30代を境に混合肌になりやすくなります。これは女性ホルモンの分泌量にともなう、肌の保水力の低下が原因です。皮脂量も減るため、もともと皮脂の少なかった頬や目元の乾燥も顕著に現れるようになります。
しかし40代以降になるとTゾーンの皮脂分泌も低下するため、乾燥肌か普通肌になります。混合肌は、20代から30代が最もなりやすい肌質なのです。
また季節の変わり目も、混合肌を誘発する起爆剤となります。気温や湿度の変化は、私たちが思うよりもずっと肌に大きなダメージを与えます。トラブルのない人でさえも、この時期は肌荒れしやすいものです。日本人に混合肌が多いのも、四季のある環境が影響しているとされています。
さらにストレス・睡眠不足・食事などの生活習慣も加わり、これら要素の組み合わせにより混合肌が形成されます。
「インナードライ」は似て非なるもの
混合肌と間違われやすいのが「脂性乾燥肌」、いわゆる「インナードライ」です。一見すると同じタイプのように思えますが、その性質は全く違います。
部位によって水分・油分の量が違う混合肌に対し、インナードライは一律に同じ です。原因も違えばケアも異なるので、自分がどちらのタイプなのか見極めておきたいところです。手軽にできる見分け方として、洗顔後10分ほど放置した肌を見る方法があります。最初はつっぱり感があり、時間経過とともに皮脂が出てくるようならインナードライの可能性が高いでしょう。混合肌の場合はパーツごとで乾燥とテカリの差が出ます。
ただしこのやり方は、あくまで自己判断にしか過ぎません。厳密な肌診断をするには、コスメカウンターで肌の水分量をチェックしてもらいましょう。
脂性肌改善に効果的な成分
保湿成分
肌表面に膜を張ることで、水分を蒸発しにくくします。水分と油分のバランスをキープするためにも、保湿成分は必ず取りいれましょう。「ヒアルロン酸」や「トレハロース」は保湿力が高く、コストパフォーマンスも良いことから化粧水に使われることの多い成分です。
整肌成分
鼻や額などにニキビができやすい人は、皮脂の分泌をコントロールすることも必要です。甘草からつくられる「グリチルリチン酸ジカリウム」は炎症を抑えるはたらきがあります。毛穴の引き締めには「ハマメリス」「エゾウコギ」などの抽出エキスが効果的です。皮脂の多い部分のみにポイント使いしましょう。
低刺激の成分
ホルモンバランスの乱れが原因の場合、肌はほんの少しの刺激にも過敏に反応します。香料・着色料・防腐剤・アルコールなどの合成成分は避けて、肌にやさしい処方の化粧水がオススメです。また「無添加」とパッケージに記載されていても、刺激の強い化学成分が含まれているケースもあるのでその点注意しましょう。
混合肌におすすめのスキンケア
混合肌の人は乾燥と脂性が混在するので、普通の人よりもいくつか手間をかけたスキンケアを心がけることが大事です。面倒だとは思いますが、ちょっとした手間で大分肌質が良くなるのでおすすめです。
乾燥している部分には
乾燥してバリア機能が低下しているパーツは、とにかく保湿が重要です。これ以上肌の水分を逃さないよう、保湿成分配合の化粧水を選びましょう。朝の洗顔ならお湯で軽くすすぐだけでも充分です。化粧水でコットンパックしたり、乳液やクリームを重ね付けするのもおすすめです。
脂がよく出る部分には
人によってはTゾーンが脂が出やすいので、脂が気になってきたらティッシュなどで軽く押さえるようにして拭き取るのが良いでしょう。脂は放っておくと酸化してニキビや毛穴の黒ずみの原因になるので小まめなケアが大事です。収れん作用のある化粧水を使うのも一つの手段です。油分の少ない乳液などで薄く重ねれば、ベタつきを感じることなく保湿できます。オールインワンの化粧品を使っても構いませんが、乾燥が目立つ部分はクリームなどで油分を補いましょう。