若い時は気にならなかったけど、20代後半から徐々に気になってくるのがシミやくすみですよね。最初は気にならないほどのサイズだからファンデーションを塗りたくって隠すことはできますが、放っておけば徐々に大きくなり、それこそ「おばあちゃんみたい」と言われる日が恐ろしい!「もっとしっかり日焼け対策をしておけばよかった」とか思っても後の祭りです!
そこで今回はシミ・くすみを消すのにおすすめの美白化粧水をランキング形式で紹介します。美白化粧水にはビタミンC誘導体やアルブチン、プラセンタエキス、カモミラET、ハイドロキンなどの代謝を活性させたりメラニン生成を抑制させる効果があります。適切なホワイトニングアイテムを毎日使っていれば、少しずつ効果は出てきます。
- 上記美白効果を期待できる有効成分が豊富に含まれているか
- 口コミでの評価と私の実感
1位:b.glen『QuSomeローション』
美白化粧水第1位はb.glen(ビーグレン)の『QuSomeローション』です。b.glenはアメリカに本社を置くグローバル企業で、医学博士ブライアン・ケラー氏の発明した「QuSome(キューソーム)」という新しい浸透テクノロジーをスキンケアに活用した製品を販売しています。
QuSomeローションは極限まで浸透力を高められており、その結果17時間の保湿を実現しました。そして厳選した美容成分を包み込んだ超微小の複合成分が角層の奥に留まり、継続的にエイジングサインや肌構造の乱れにアプローチします。湧き上がるような弾力をもたらし、相乗作用で後から使う美容液やクリームの効果も格段に高めます。
QuSomeローションとクレイウォッシュ、Cセラム(美容液)、ホワイトクリーム、モイスチャーリッチクリームを7日間分試せるトライアルセット(1,800円)があります。悩みが本格化する40代女性からの人気が高い商品です。あなたもぜひお試しあれ。
2位:ASTALIFT『ホワイトブライトトローション』
美白化粧水第3位はASTALIFT(アスタリフト)の『ホワイトブライトトローション』です。ASTALIFTは写真フィルムの老舗メーカー富士フィルムの化粧品ブランドです。写真フィルムのナノ技術を応用したテクノロジーが応用されており、有効成分をナノ化して肌の深層まで届かせることに成功しました。
美白有効成分アルブチンに加えて、潤い成分であるアスタキサンチンや3種のコラーゲン、海藻エキスなどが配合されています。ビタミンC誘導体が配合された美容液とラインで使用することで効果倍増です。美白に特化した優秀な化粧水です。
ホワイトブライトトローションのほか、ジェリーアクアリスタ(先行美容液)、ホワイトエッセンスインフィルト(美容液)、ホワイトクリームがセットになったアスタリフトホワイト美白トライアルキットを1,000円で購入できます。
3位:米肌『澄肌美白化粧水』
美肌化粧水第4位は米肌(MAIHADA)の『澄肌美白化粧水』です。米肌はコーセープロビジョンの代表ブランドで、お米を長時間発酵・熟成して作り出した「ライスパワー」によってセラミドを作り出す独自のメカニズムを実現しました。
美白効果の高いビタミンC誘導体を中心に、肌荒れを癒すビタミンE誘導体を含んでいます。またイネ葉エキス、白茶エキス、ハトムギ発酵液、グリセリン、グリコシルトレハロースなどメラニン生成を抑えて明るく澄み切った肌へ導いてくれる成分が豊富に含まれています。
澄肌美白化粧水と、石鹸、エッセンス(美容液)、ジェルクリーム4点の14日分とCCクリーム(4回分)がセットになった澄肌美白お試しセットを1,500円で購入できます。
4位:DECENCIA『saeru ホワイトニングローション』
美肌化粧水第5位はDECENCIA(ディセンシア)の『saeru ホワイトニングローション』です。DECENCIA(ディセンシア)は敏感肌・乾燥肌に特化したブランドで、そのうち美白を目指すのがsaeru(サエル)シリーズです。
美白有効成分ビタミンC誘導体でメラニンを還元し、アルブチンとデイリリー花発酵液で新しいメラニンの生成を抑制します。また人型セラミドでしっかり潤します。思いのほかさらりとしてテクスチャーで使い心地もいいですよ。
サエルシリーズの美白化粧水、美白美容液、美白クリーミ3点の10日分とCCクリーム(1回分)がセットになったサエルトライアルセットを1,480円で購入できます。
美白有効成分の解説
ハイドロキノン
チロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を抑制します。酸化したメラニンを薄くする効果もあるため、すでにあるシミにアプローチできます。ただし真皮層にまで色素沈着が達しているシミやアザには適していません。「肌の漂白剤」と呼ばれるほどの強力な美白作用で、高濃度になるほど刺激が強くいのが特徴です。
アルブチン
ハイドロキノンとブドウ糖を結合させた成分で、「ハイドロキノン誘導体」とも言われます。チロシナーゼに直接働きかけてシミの元を減らす点は同じですが、シミを消す作用はありません。ハイドロキノンよりも効果は穏やかで、刺激や副作用がほとんどないため安心して使えます。
ビタミンC誘導体
ニキビ・毛穴・しわなどの肌トラブルに幅広く対応する成分です。シミをつくらせないだけでなく、メラニン色素の還元作用によりシミを薄くすることも可能です。「リン酸アスコルビル」や「APPS(アプレシエ)」など種類も様々ですが、大量生産向きの「 アスコルビン酸グルコシド」はプチプラコスメにも配合されています。
トラネキサム酸
人工アミノ酸の一種で、止血剤・抗炎症薬・肝斑の改善薬などにも使われてます。メラノサイトを活性化する「プロスタグランジン」や「プラスミン」を抑制し、シミや肝斑の予防します。化粧品で利用する分には心配ありませんが、長期間の服用で血が固まりにくくなることがあるので、持病がある人は医師へ相談しましょう。
コウジ酸
100年以上前に発見された成分で、その名の通り米麹からつくられています。植物由来で安全性が高く、効果についてもお墨付きです。メラニンの生産抑制だけでなく、優れた抗酸化作用も魅力の一つです。糖化で黄ぐすみした肌、シワやたるみへの効果も得られるため、老化防止作用も期待できます。
プラセンタ
エイジングケアの印象が強いかもしれませんが、活性酸素を排除するためシミ予防にも役立ちます。さらに血行や新陳代謝を促す作用によって、メラニンをつくらせにくい土壌を築くことができます。ただしアレルギー反応を起こすリスクがあるため、肌質がデリケートな人はパッチテストをオススメします。
プロテオグリカン
こちらも肌の再生能力を高めることで、肌細胞の生まれ変わりをサポートするタイプの成分です。シミに直接働きかけるというより、古くなった皮膚を脱ぎ捨てていくようなイメージなので、全体的に肌のコンディションを整えます。
シミ・くすみの原因や種類を理解して効率的に美白を目指そう
美白成分配合の化粧水は、ノーマルタイプの化粧水よりも人気です。しかし美白成分だからと言って、必ずシミが改善されるわけではありません。シミのタイプによっては効果が感じられないものもあります。
美白に効果的な化粧水を選ぶためにも正しい知識は不可欠です。シミの種類を知り、各成分の守備範囲を把握しましょう。
シミの原因とメカニズム
シミとは「メラニン(黒色色素)」が表皮にとどまったものです。表皮を構成する「ケラチノサイト(角化細胞)」は紫外線などからダメージを受けると、その下にある「メラノサイト(色素細胞)」を刺激します。その刺激がメラノサイト内にある酵素「チロシナーゼ」を増やし、アミノ酸の一種「チロシン」を酸化させます。
酸化したチロシンは「ドーパ」「ドーパキノン」と徐々に姿を変え、最終的に「メラニン」へと変化します。このメラニン、肌にとって悪者と考えられがちですが、紫外線から細胞を守るためになくてはならないものでもあります。
通常メラニンは、肌の新陳代謝により排出されるものでシミにはなりません。過剰に紫外線を浴びたり代謝機能が低下することで、排出しきれなかったメラニンが蓄積してシミになるのです。日焼け対策の重要性がわかりますね。
6種類のシミと対策
炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
ニキビや虫さされの跡が色素沈着したものです。初期の状態であれば美白成分でケアできます。
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
紫外線によるダメージが長期間蓄積されることで発生します。シミが薄いときは化粧品でも対策可能ですが、濃くなったものはレーザー治療がメインとなります。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)
老化現象の一つで、イボ状に盛り上がっています。美白成分では効果がないため、皮膚科での治療となります。
肝斑(かんぱん)
ホルモンバランスの乱れが原因で、妊娠中に発生しやすいシミです。化粧品の他、内服の改善薬があります。
雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆる「そばかす」のことで、遺伝が主な原因と言われています。美白成分である程度ケアできますが、完全に消すにはレーザー治療が有効です。
花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)
花びらのような形をしたシミで、強い紫外線を浴びることで肩や背中に発生します。塗り薬や内服薬もありますが治りにくく、レーザー治療がメインとなります。
くすみの原因
「シミ」と「肌のくすみ」はよく似ていますが、じつは微妙に違います。くすみは顔全体に現れる症状で、肌にツヤがなく暗く見える状態です。紫外線による角質へのダメージ・乾燥・血行不良・糖化などが原因で、いずれも「ターンオーバーの低下」と「血行不良」が関係しています。
外的要因には、摩擦・クレンジング不足による汚れ・産毛などが考えられます。美白成分を取りいれることも大切ですが、体内部からの改善やスキンケアの見直しも必要です。
美白化粧水の効果的な使い方
せっかく美白効果の高い化粧水を用いても、その効果を十分に引き出せなければ意味がありません。最後に、美白化粧水のパフォーマンスを100%引き出すための効果的な使い方をまとめておきます。
- 洗顔後できるだけ早めに化粧水を使う。
- 顔を叩くパッティングは肌の細胞を痛めるので禁止。
- 手の平を使う場合は、顔を温めるようにすることで毛穴に浸透させやすい。顔全体に均等に浸透させるように心がけるとよい。
- コットンを使う場合は肌への刺激を少なくするように意識すれば均等に浸透させやすい。コットンには十分な量の化粧水をしみこませるとよい。
- 乾燥しがちな場所(例えば目元や口元)には化粧水をたっぷりとしみこませたコットンを載せて5分ほど放置するのも良い。
- 時間とお金に余裕があるならばシート状のマスクに化粧水をしみこませてパックにするとより効果的に浸透させることができる。
当然のことですが、美白をめざすなら毎日肌に有効成分を与えることが大事です。「少しならさぼってもいいだろう」という気持ちが「結果が出ない!」という挫折につながります。
綺麗な美白を目指すなら食事も大事
化粧水だけでなく、普段の食事にも気を使うと美白は一層加速します。日常生活で口にしやすい食材を挙げていくと、人参、ホウレンソウ、かぼちゃ、ブロッコリー、いちご、ごま、いわしなどです。これらはあくまで一例ですが、ビタミンを意識しつつ、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素をバランスよく摂取することが大事です。
ただし、栄養素は調理方法で壊れたり吸収率が落ちたりします。例えばビタミンCは熱に弱いので、炒めるよりも生野菜で食べたほうがいいですね。栄養学に関してはまた別の話なってしまうのでこの辺にしておきます笑
美白対策のポイント
美白とはメラニンの生成を抑制して、シミやくすみを防ぐことを意味しています。美白成分の多くが「予防」を目的としているため、やはり早い段階での美白ケアが重要となります。
シミが目立たない30代であれば、あらかじめ予防することでシミの発生を遅らせることができます。加齢により濃くなってしまった場合は、少々高額になりますが「メラニン還元作用」の成分を選びましょう。
また紫外線は1年中降り注いでいるため、日常的なUV対策も心がけましょう。日々の地道なケアがあってこそ、美白成分の効果が発揮されるのです。
それではみなさん一緒に美白を目指しましょう!