冬は寒ーい…けど手汗ドバーーッ!
なぜ??
汗は普通暑いときにかきます。でもどんなに寒くても手汗が出てしまう人はたくさんいます。実は冬でもて汗をかく原因はあるんです。そして、その 冬の手汗をピタッと止める方法 もあります。
冬に手汗をかく原因は3つある
冬の寒さこそが手汗の原因
人は寒いと体温を上げようと「交感神経」が活発に働きます。手汗の分泌は盛んになり、心臓はドクンドクンと鼓動を早め、血圧は上昇します。それで冬に手汗をかきやすくなります。
外気と室内の気温差が自律神経を狂わす
また外気と室内の気温の差が自律神経を狂わせてしまうケースも多くあります。寒い外から、暖房の効いた室内に入ると、体温調整を司る自律神経がパニックになるのです。パニックに成った自律神経は「交感神経」を活発化させて、手汗もかきやすくなります。
冬の高気圧が自律神経へ影響を与える
気圧が高いと「交感神経」が優位になり、手汗が出やすくなります。日本の場合、冬は気圧が高くなり、晴天が続きやすくなります。天気はともかく、冬に手汗が出やすくなるのは高気圧の影響もあるわけです。
冬の手汗を最も手軽に対処する方法
最も手軽に、効果を得られるのは制汗剤
冬から寒さや高気圧を取り去ることはできません。だから汗が出やすい前提で、最も効果的なのは制汗剤です。
ドラッグストアではわき汗用制汗剤が色々とありますが、おそらく手汗用はおいていないでしょう。実はわき汗と手汗は、その汗を作り出す汗腺の種類が異なります。だから手汗用制汗剤を使わないと十分な効果を期待できません。
規則正しい生活をおくり、ストレスをためない
睡眠不足や生活習慣の乱れ、またストレスがたまると自律神経が乱れます。冬も夏も、時期に関係ありません。神経が体に影響を与えると考える人が多いですが、自分の行動が神経へ影響を与えることも多いのです。夜更かしをせず、十分な睡眠をとりましょう。快適な睡眠はストレス発散にもなります。
ゆったりとした衣類を重ね着する
手汗をかきやすい人は、体のサイズより少し大きめのゆったりとした軽い服を重ね着するようにしましょう。ぴたっとしたタイトな服は熱がこもりすぎて汗をかきやすくなります。特に多汗症の人は一度手汗をかきはじめると、なかなか汗が止まりません。空調が利いた暖かい室内に入ったらすぐに脱いで、体温調整をうまく行いましょう。