手汗の原因となる食事とお勧めの食材

食事

手汗は遺伝であったり、基礎疾患が原因であることが多いですが、食事によっても汗をかきやすくなります。何を食べると手汗の原因になるのか、また改善する食材を探しているのならば、ぜひ参考にしてください。

手汗の原因となる食事

砂糖が入った食べ物は減らしましょう。糖分が多く含まれる食事は血糖値を上げ、目眩や眠気、発汗につながります。もしあなたが糖分に敏感ならば、必要以上に砂糖を食べることで、いっそう大量の手汗をかきます。

香辛料がよくきいた食べ物やカフェインが入っている飲み物はさけてください。特に暖かい日にはできる限りさけるべきです。香辛料とカフェインは発汗を命じる神経伝達物質を活性化します。できるだけ辛くない食べ物を選び、カフェインが少ない飲み物を飲んで楽しみましょう。

ヨウ素(ヨード)がたくさん含まれた食べ物の摂取量を制限してください。ヨウ素 (ヨード)は昆布、海草類などに多く含まれています。これらの食べ物は健康には良いけれど、消費しきれないほどのヨウ素(ヨード)は甲状腺機能亢進症(代謝性機能障害)の一因となるかもしれません。 甲状腺機能亢進症の1つの症状は、過度の発汗です。

何がジャンクフードかはここで言うつもりはありませんが、様々な化学調味料や保存料がたくさん含まれたジャンクフードは体にとって「毒素」です。私たちはこの「毒素」を対外に出そうと、いつも以上に汗をかきます。

乳製品(チーズやバター)や揚げ物は肥満につながり、体温を上げます。また手汗ではありませんが、わき汗がひどい場合は悪臭になりやすいのでできるだけ控えた方が良いでしょう。

手汗改善にお勧めの食材

手汗の原因となる食べ物は何か、とことん調べるときりがありません。それに、糖分だってカフェインだって、制限すればストレスがたまります。取り過ぎは禁物ですが、ストイックに制限するよりは、適度にとったほうが良いでしょう。ただ新鮮で冷たい果物や野菜は、栄養もあるし体も冷やしてくれるのでお勧めです。

 果物、野菜、全粒穀物(玄米など) をたくさん食べてください。これらは食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、身体機能を助けてくれます。自然食品は血糖値を安定させ、手汗を防ぐことができます。新鮮な果物と野菜は水分を含んでおり、体温を適正に保つ助けと成ります。特に体温を下げてくれるクールベジタブルの例としてはトマト、きゅうり、ナス、ゴーヤなどがあります。

 大豆製品に含まれるイソフラボン は手汗を抑制する効果があります。納豆や豆腐など日本ではなじみ深く、手に入りやすい食べ物です。

 自律神経を整えてくれる植物性エストロゲンを含む食べ物 を食べましょう。大葉、もやし、アボガド、ザクロ、山芋などが代表的です。

食べた後は手を水で洗い冷やしましょう。あとは、制汗剤などをつけておけば日中の手汗は抑えられるでしょう。