エイジングサインが現れるタイミングには個人差がありますが、一般的にはホルモン量が低下し始める40代がボーダーラインとなるそうです。ホルモンバランスが乱れると乾燥が進行し、顔はいっきに老けた印象となります。
顔のシミやしわ(ほうれい線)、たるみは一度できてしまうと消すのが難しくなるため、早いうちからのエイジングケアが要です。老化は誰にでも訪れるものだからこそ、肌が老化するメカニズムを理解し、効果的に対策していきましょう。
今回は おすすめのエイジングケア化粧水をランキング形式で10個紹介 します。また肌が老化する原因、エイジングケアに取り入れたい成分、お手入れのポイントについても解説します。
エイジングケアにおすすめの化粧水ランキング
1位 Attenir『ドレスリフト ローション』
エイジングケアで最もおすすめしたいのがAttenir(アテニア)の『ドレスリフト ローション』です。Attenirはファンケルグループの会社で、高品質商品を3分の1の価格で提供しようというコンセプトのブランドです。30代から50代を中心に人気が高まっています。
『ドレスリフト ローション』の特徴は肌に立体感を出すために発酵コラーゲンやクインシードエキスを配合していることです。これらの独自成分が肌の深層から潤いを満たし、「ふっくらしたハリ」「伸縮性のあるハリ」を作り出します。
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2位 FANCL『エンリッチ化粧液』
ファンケル(FANCL)は無添加化粧品を筆頭に、健康食品やサプリメントも販売する1980年創業の日本の企業です。ファンケルでは「無添加」にこだわった製品を開発しており、安全・安心を求めるユーザーから高い人気があります。
『エンリッチ化粧液』は無添加という点だけでなく、ファンケル独自成分「適応型コラーゲンα」により、キュッと引き締まった弾力のある肌を叶えます。ちなみに、厳選された美容成分だけを「ギュッと凝縮」しているので一滴一滴がまるで濃い美容液なのです。
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3位 SK-II『フェイシャル トリートメント エッセンス』
90%以上が唯一無二の天然成分ピテラでできており、肌荒れを防いで肌本来の働きを整えるトリートメント効果の高い化粧水です。多数のビューティ・アワードを受賞した名品です。肌本来の働きを整えるトリートメント効果が潤いふれるクリアな肌へ導きます。
SK-II独自の成分である天然成分ピテラはビタミン、アミノ酸、ミネラル、有機酸が豊富に含まれた無色透明の液体です。人の肌には透明感、柔らかさ、そして滑らかさの向上を決定づける自然の保湿成分(NMF)があり、ピテラはこのNMFと同じ成分を含むことが分かっています。
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4位 エスト『エスト ザ ローション』
過酷な乾燥環境でも潤い続ける化粧水です。高持続ケラチン保水処方を採用し、角層細胞にうるおいをたっぷり抱え込ませます。肌の奥までうるおって、明るくハリのある肌に導きます。とろみのある使用感なのに、すっと肌になじむつけ心地で、肌表面に均一に広がり、乾燥小じわを目立たなくしてくれるでしょう。
5位 コスメデコルテ『モイスチュア リポソーム』
多重層リポソームを採用した化粧品として、“モイスチュアリポソーム”の愛称とともに、長年親しまれているコスメデコルテの保湿美容液です。洗顔後すぐ肌になじませると、直径0.1ミクロンのリン脂質のカプセルが角層深くまでスムーズに浸透。外側の膜から少しずつ美容成分を放出するので、かさつく肌はいつまでもしっとりします。キメをふっくら整え、ハリのあるなめらかな肌をかなえます。
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6位 ドモホルンリンクル『保湿液』
お肌の表面にとどまり、しっかり潤いを与える大きいヒアルロン酸と、速やかに角層の内部にまで浸透し、中から潤いを与える小さいヒアルロン酸。分子の大きさの異なるこのヒアルロン酸のバランスにこだわり、お肌をうるおいで満たします。こだわりの成分として保湿成分を後押しする力に優れている泉州水茄子エキスがあり、肌にうるおいを与え、きめを整えます。またイチゴ花エキスが天然保湿因子の働きに加えて、肌のうるおう力をサポートします。
7位 DUO『ザ エッセンス セラム』
1つで透明感・ハリ・弾力・キメ・毛穴・ブースター機能の6役をかね、医療レベルの浸透技術を採用し、独自のターゲティングカプセルを原液にした高純度パワー美容液です。ターゲティングカプセルの中には厳選した17種類の美容成分を配合しています。つけた瞬間、高濃度ビタミンCや高濃度プロテオグリカン、高純度レスベラトロールなど濃厚美容成分が角質層の深部まで浸透して老化する原因を防ぎます。複合的な年齢サインにそれぞれアプローチし、若々しい健やかな肌へ導きます。
8位 アルビオン『アンフィネス ダーマ パンプ ローション』
良質で濃厚なうるおいを肌にめぐらせ、みずみずしさと透き通るような明るさ、ツヤめくハリをもたらすヒアルロン酸配合の化粧水です。ゆるみがちなキメを引き締め、肌表面をなめらかに、漲るようなうるおいを肌に留め、小じわのない明るく澄んだ輝きを放ちます。
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9位 プラスレイ『エクストラダブルホワイト美容原液』
ピュアな100%原液が気になる部分を目立たなくさせ、肌を若々しく。集中エイジングケア美容原液です。ノーベル化学賞受賞成分フラーレンの中でも最高級「RS水溶性フラーレン」「MFモイストフラーレン」を高配合し、明るくスベスベの肌へと導きます。低分子コラーゲン・低分子ヒアルロン酸・国産豚プラセンタの原液等、7種類の高級原液を贅沢に配合。洗顔後、化粧水の前にブースターとしても使用できます。
10位 メルヴィータ『ビオオイル アルガンオイル』
アルガンオイルは、砂漠のあるモロッコの南西部に生育するアルガンツリーの実の種の核から採取されるオイルです。約30キロの果肉から1リットルしか採取されない大変貴重なオイルです。アルガンオイルはオレイン酸やリノール酸、ステロールなど美容成分が豊富。肌の脂質の成分とよく似ているので、角質層のすみずみまでスムーズに浸透します。美容成分がキメの整ったうるおいあふれるハリ肌へ導いてくれます。
肌が老化する5つの原因
光老化
長期間にわたって紫外線を浴びることで生じる老化現象で、肌老化の原因約8割が光老化とされています。UV-Aが引き起こすとされており、コラーゲンやエラスチンを生み出す「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」にダメージを与えて破壊します。
乾燥
年齢を重ねると新陳代謝が滞り、肌内部の水分や皮脂の分泌量が減少します。とくに目や口の周りは乾燥しやすく、気づかないうちに深いしわを刻みます。バリア機能も低下させるため、乾燥は様々な肌トラブルの原因にもなるのです。
酸化
酸化の元となる活性酸素は、生活習慣や食事などが原因で体内でつくられます。呼吸で取り入れた酸素のうち約2%が活性酸素になると言われており、真皮内の細胞膜を酸化させることでコラーゲンを硬化させます。
糖化
糖質の過剰摂取により起こる現象のことで、肌の黄ばみやくすみを引き起します。余分な糖質と体内のタンパク質が結合して「AGE」という老化物質を発生させ、まるで焼き過ぎたパンのように肌を焦がして固くします。
菲薄化(ひはくか)
女性ホルモンが減ると、肌の弾力がなくなり皮膚が薄くなります。誤ったスキンケアやステロイドの副作用でも発症するため、最近は若年層にも見られるそうです。ハリや弾力を失うだけでなく、進行すると皮膚の赤みやかゆみなどのトラブルにつながります。
アンチエイジングに効果的な成分
ヒト型セラミド
真皮層に存在するセラミドと同じ構造をもつ成分で、非常に高い保湿効果をもっています。低刺激なのでアトピーや敏感肌用の化粧品にも使われており「セラミド1」「セラミド2」「セラミドNP」「セラミドAP」などの成分表示になっています。
レチノール
ビタミンAの一種で、ビタミンCよりも強い抗酸化力があります。いくつか種類があり、化粧水に配合されるときは「パルチミン酸レチノール」が主流です。ターンオーバーを促すと同時に保水効果を大きく高めることで、エイジングケアに力を発揮します。ただしピーリング作用もあるので、使用後は紫外線対策をする必要があります。
フラーレン
4種類ある活性酸素のうち3つに対抗できるため、最強の抗酸化成分と呼ばれています。対応していない「一重項酸素」という活性酸素に関しては、ビタミンCやアスタキサンチンなどを併用することで除去できます。紫外線を浴びても安定していることから、効果の持続時間も他の成分より長いです。
ナールスゲン
新しい美容成分として最近とくに注目を集めている成分です。線維芽細胞を活性化させることで「コラーゲン」や「エラスチン」を増やす働きがあります。活性酸素と戦う「グルタチオン」を増加させる抗酸化作用も魅力です。
お手入れのポイント
乾燥肌を放置しておくと、肌の老化は進みやすくなります。エイジングケアに限ったことではありませんが、とにかく保湿して乾燥を防ぐことが第一です。肌内部のうるおいは、必要な成分をしっかりと浸透させるためにも大切なのです。
化粧水や美容液を選ぶ際は、有効成分の効果だけでなく含有量にも注目しましょう。とくにプチプラ化粧水の中にはコストを抑えるため、少量しか含まれていない商品もあります。効果と値段が必ずしも比例するわけではありませんが、ある程度の判断基準になることは否めません。
時間はかかりますが、年齢に応じたエイジングケアと生活習慣の見直しで、老化スピードを遅らせることは可能です。毎日の継続こそが未来の肌を左右するのです。