蒸しタオルでニキビを治す際の4つの注意点

蒸しタオル

色々な方法でニキビを治すと努力するがなかなかうまくいかない時ありますよね。そういう時は普段と少し違った方法を試したくなります。その一つに蒸しタオルを使ったニキビの治し方があります。

蒸しタオルは肌を自然に温めることで毛穴を広げる効果があります。そこで毛穴に貯まった汚れを落とすことができるので、毛穴を小さくすることが可能になります。そこからニキビケアとしても有効と考えられています。

しかし蒸しタオル療法も完璧ではありません。間違った方法やその後のケアを怠るとかえって悪化することもあります。そこで今回は蒸しタオルを使ったニキビケアの注意点を4つまとめました。

蒸しタオルだけではニキビに対し十分ではない

蒸しタオルを使うことによって顔の毛穴を開き、汚れや皮脂をキレイに落とすことができます。この方法は特に人工添加物を使っているわけではないのでとても自然な方法ですし、何よりお金がかかりません。蒸しタオルは肌のケアにとって大切なプロセスとなりますが、それだけではニキビを治すのに不十分と言えます。蒸しタオルを使って洗顔をした後は、きちんと毛穴を閉じて保湿などのケアをしなければいけません

蒸しタオルを用いた洗顔の手順

まずメイクをしている女性の場合は、洗顔料などを使ってクレンジングをしておきます。メイクをしたまま蒸しタオルを顔に当てると、メイクの成分が毛穴に入り込んでしまうので注意しましょう。

蒸しタオルを作るためにタオルを水で全体的に濡らし、軽く絞ります。この状態で濡れたタオルを電子レンジに入れて約1分温めます。出来上がった蒸しタオルは湯気が出るほど熱くなっているはずです。そしてこの蒸しタオルが人肌ぐらいの温度まで下がったところで、顔にゆっくりと当てます。この時に、自分の好きなエッセンシャルオイルを1,2滴垂らしても良いでしょう。

体勢はマットなどに横たわり寝る態勢になった方がリラックスしやすいでしょう。そして蒸しタオルを顔に乗せたままの状態で2,3分ほど待ちます。時間が経ったら蒸しタオルを顔から外して完了です。

開いた毛穴が閉じる前に化粧水・乳液等のケアを済ませる

蒸しタオルを顔から外した直後は、顔の毛穴が開いた状態になっています。すぐに冷水で洗顔して毛穴を閉じる方法もありますが、冷水で洗うよりも化粧水や乳液等で保湿ケアをした方が良いです。しっかりと美容成分が毛穴に浸透させてから放置すれば、自然に肌が冷えて毛穴が閉じていきます。無理をして冷水で毛穴を閉じなくても良いのです。

蒸しタオルを使う時の注意点

蒸しタオルは便利ですが、実践する時にはいくつかの点に注意する必要があります。

まず、蒸しタオルを熱すぎる状態で顔に当てないようにしましょう。あまりに温度が高いとヤケドを負って肌が赤くなってしまいます。また、蒸しタオルを強く顔に押し付けないことも重要です。タオルを顔に押し付ける力でニキビを潰してしまうと、ニキビ跡になりかねません。

絶対にしてはいけないのは、クレンジング前に蒸しタオルを使うことです。きちんとメイクを顔から落とした後に、蒸しタオルを使用するようにしてください。余裕がある場合は、レモンやリンゴ酢をスプーン大さじ1杯ほどタオルに垂らすと効果がよりアップします。レモンには抗酸化作用を持つビタミンCが入っていますし、リンゴ酢には殺菌作用があります。他にも殺菌・抗炎症作用を持つハーブオイルを蒸しタオルに垂らしておくと、ニキビの治りが早まるでしょう。