ニキビ肌のフェイスパックは失敗の原因?自作できるフェイスパック3選

フェイスパック

シートマスクとも呼ばれるフェイスパックは、肌のお手入れ用品として大人気です。特に乾燥肌で悩んでいる人は、 保湿用のフェイスパック を使うことが多いでしょう。

しかし、パックをした次の日に肌がガサガサになったり、赤ニキビができてしまったという報告もされています。また美肌革命で知られる佐伯チズさんも、毎日パックをしていたら毛穴が開きっぱなしになってしまったと失敗談を披露しています。このようにパックがニキビ肌には逆効果になってしまうケースもあるのです。

パックだけではニキビを治すのは難しい

もともとフェイスパックは、 肌に美容成分を浸透させるために作られた商品 です。最近は泥パックや薬用シートなど毛穴の汚れをとったり、薬効成分を含むタイプも人気を博すようになってきていますが、評判はそこまで芳しくありません。

パックの評判が良くない理由の一つは、色々な成分を詰め込みすぎている点にあります。毛穴の洗浄、殺菌、抗炎症、ビタミン補給、保湿など多くのプロセスを一回のパックで全てやり遂げようとするため、中途半端になってしまうのです。

一番効果のあるニキビケアのやり方は、洗顔、薬用クリーム、保湿などのプロセスを別々に行う方法です(この辺は1週間でできるニキビの治し方をご覧ください)。フェイスパックを使うのであれば、保湿専用と割りきって使うなど目的を絞って活用すべきと言えます。

オススメの自作フェイスパック3選

フェイスパックには様々な種類が市販されていますが、自宅で簡単に自作することもできます。ここでは、美肌に役立つ成分を含んだフェイスパックの作り方を3つに厳選してご紹介します。

緑茶パック

緑茶にはカテキンやビタミンCなどの抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれています。またニキビの原因であるアクネ菌を殺す成分も入っています。この緑茶をコットンに垂らしてパックにすれば、フェイスパックの完成です。緑茶はベトつきや変な臭いもないため、気軽に試してみることができます。

はちみつパック

はちみつと聞くとパンに塗って食べると思いがちですが、実は肌に塗っても良いのです。芸能人のIKKOさんが紹介してから、このはちみつを顔に塗る方法が一躍有名になりました。はちみつの成分は100種類以上もあると言われており、殺菌効果やビタミン補給ができるため、特に赤ニキビに対しての効果を期待できます。

肌に直接塗って使用しますが、ベタベタして気持ち悪いと感じる人もいるかもしれません。そのような人の中にはお湯にはちみつを溶かしてからパックする人もいますが、お湯でビタミンが壊れてしまう可能性があるため、できればそのまま塗ることをオススメします。

アロエのパック

道端や花壇でよく見かけるのがアロエです。このアロエの果肉には抗菌・抗炎症作用があるため、ニキビにもよく効きます。アロエにはキダチアロエとアロエベラがありますが、一般的にはキダチアロエの方が入手しやすいでしょう。アロエの葉を切ってゼリー状の果肉を取り出し、そのままコットンに塗ればパックの出来上がりです。10分ほど顔にパックを乗せて放置したら、後は洗い流して完了となります。