こめかみはTゾーンの端にあり、顔の中でも比較的ニキビができやすい部位です。
「おでこ」や「頬」にできたにきびが、こみかめまで広がってくるパターンと、初めから「こみかめ」にできるパターンがあります。どちらにしろ、こめかみのニキビは放っておくと、額や眉毛など周辺の部位に広がる可能性があります。特に眉毛にできた時は、微妙に痛いし恥ずかしい!
前髪やもみあげで隠すこともできますが、後々調べたら、このような隠す行為は逆効果だとわかりました!ニキビを悪化させる行為にしかならないのです!
そこで、今回は こめかみのニキビの原因と治し方 をまとめました。
こめかみのニキビの原因
先にも述べましたが、Tゾーンである頬やおでこにできたニキビが広がってくるパターンもありますすが、 特にこめかみの場合は以下の2つの原因が多い です。
- シャンプーのすすぎ残し
- 髪の毛による刺激
1.シャンプーのすすぎ残し
意外かもしれませんが、洗髪時にシャンプーのすすぎ残しがあると、それが汚れとなり毛穴に詰まります。リンス・コンディショナーも同様です。また、言うまでもないとは思いますが、洗顔料にも同じことが言えます。
2.髪の毛による刺激
髪の毛に付いた埃や汗がこめかみに付着し、菌が繁殖します。特に夏場は汗をかきやすいため、髪の毛が原因となる事が多いのです。前髪をあげている人、短髪の人は問題ないでしょう。また、髪の毛との摩擦でニキビが傷つき、症状が悪化することもあります。男性の場合は整髪料のつけすぎの可能性もあります。
補足
この2つに共通することは、毛穴に汚れが詰まることです。一般的に皮脂が詰まるとニキビができるといいますが、それだけではありません。汗やシャンプー、洗顔料、整髪料なども汚れとして毛穴に詰まります。
この毛穴の詰まりはアクネ菌が好む環境です。アクネ菌は少なからずどんな人でも存在しますが、このような環境では一気に増殖します。そして増殖したアクネ菌によって毛穴を中心に炎症を引き起こします。これがニキビです。
こめかみのニキビの治し方
原因がわかれば、こみかめのニキビの治し方のポイントがしぼれます。
- シャンプーを流す際に、顔にもシャワーを浴びせてしっかりと流しきる
- こめかみにニキビができたら髪の毛がかからないようにする
1.シャンプーを流す際に、顔にもシャワーを浴びせてしっかりと流しきる
シャンプーやコンディショナーの後に、もう何も洗う部分がなくなったら洗顔を行い、シャワーでしっかり顔の洗顔料を洗い流しましょう。私は1分ぐらい、長めに時間をとって十分に洗い流しています。
洗顔をすることで毛穴の皮脂を取り除き、菌の繁殖を防ぐことができます。ただし、顔の水分を奪ってしまうので、洗顔後は化粧水で保湿をすることが重要です。肌に潤いが保たれれば、肌のターンオーバーが正常化し、新しい皮膚が生まれてきます。同時に肌荒れやニキビになりにくい肌にもなります。
洗顔料や化粧水は自分に合うものを使用するのが一番ですが、できればニキビ専用のものがお勧めです。ドラッグストアなどにはなかなか置いていませんが、実は『プロアクティブ』をはじめネット通販専売のものが多数あります。
2.こめかみにニキビができたら髪の毛がかからないようにする
大抵の人はこみかめに髪の毛がかかっていますが、もしニキビができたらできるだけ髪の毛が触れないようにしましょう。髪の毛の摩擦でニキビが刺激を受けて症状が悪化する可能性があります。また、髪の毛に付着している汗やほこりが皮膚に付くことで、新たなニキビの原因にもなってしまいます。
とはいえ、こめかみに髪の毛がかからない髪型っておかしいですよね?はい、だから少なくとも寝ている間はネット(網)などで髪をまとめて、顔にかからないようにして寝ることをお勧めします。おかしな感じがしますが、寝ている間は特に髪の毛と顔が密着しやすいのです。また、合わせて枕カバーを清潔に保つようにしましょう。
こうした取り組みはこみかめだけでなく、おでこや頬のニキビの予防にもなります。なかなか治らなかったり、いつもより大きなニキビができてしまった場合は、皮膚科で処方される塗り薬なども有効です。詳しくはこちらのニキビの治し方を参考にしてください。
こめかみのニキビは頑固でしつこいことが多いので、しっかりと治しましょう(*^^)v