おでこのニキビはあまり気にしない人が多いかもしれません。おでこは髪の毛で隠すことができるからです。また、おでこは頬と比べて皮膚がしっかりしているので、跡が残りにくいという理由もあります。
しかしおでこにニキビができた場合、徐々に広がって鼻や目の周りに広がるケースもあります。いわゆるTゾーンです。Tゾーンは元々皮脂の分泌が盛んな部位です。そこにニキビができるということは、まさにあなたの肌がニキビができやすい状態であることを表しています。
だから、おでこのニキビの治し方をしっかり押さえて、ニキビができにくい肌を目指しましょう。
おでこのニキビの原因
おでこのニキビの原因は主に2つあります。皮脂の分泌が元々盛んな部位(Tゾーン)であることと、髪が直接触れることです。
Tゾーン
第1の原因は先ほど述べた通り、おでこは皮脂の分泌が盛んなTゾーンにあり、元々ニキビができやすい部位です。そのため、日ごろから皮脂のつまりができやすく、アクネ菌が繁殖しやすい環境にあります。
髪の毛
第2の原因は髪の毛です。髪の毛には汗やほこりが付着しやすいため、髪の毛がおでこに触れると間接的に汚れが付いてしまいます。整髪料をつけている場合はなおさらです。この汚れが毛穴に蓄積して、アクネ菌が繁殖しやすい環境になります。特に夏場はその傾向が強くあり、睡眠中の発汗により額にニキビができやすくなります。
おでこのニキビの治し方
個人的な経験(感覚)になりますが、おでこのニキビは「できやすく」「治しやすい」と思います。皮膚の厚みもあるので、ニキビ跡もできにくい場所です。だから、焦らずに普通に対処すれば綺麗になるはずです。
清潔さ
まず、前髪をおろしている人は、少なくとも睡眠中は前髪がおでこにふれないようにしましょう。また夏場に髪の毛をおでこにおろしている人は、汗拭きシートなどで清潔に保つとよいでしょう。整髪料はできるだけ前髪近辺にはつけないようにしましょう。
基本的なニキビケア
次に、毎晩しっかりと基本に忠実なニキビケアを行います。薬用洗顔料→薬用化粧水→薬用保湿液です。合間に美容液をはさむこともあります。朝もがっつり洗顔料でさっぱりしたいと思う人もいますが、夜→朝と短時間で洗顔はかえって肌を傷つけてしまう可能性もあります。なので朝はぬるま湯で洗う程度で大丈夫です。ただし、あまりにも脂ぎって、水では落ちないくらいの皮脂が出ている場合は、朝も洗顔料を使用しても良いでしょう。
なお、おでこのニキビが気になっても、むやみに触るのは厳禁です。触る(刺激を与える)と、かえって炎症を悪化させる可能性もあるので、スキンケア以外の時は気にしないのが一番です。