人前で話をしたり、デートをしたり、ゲームをしたりしている時に手汗をかきますよね。
手汗をかくこと自体はおかしなことではありません。人は緊張したり、集中したりするときに汗をかくものです。
ただし、手汗の量が異常な人がいます。おそらく、この記事を読んでいる方もそうではないでしょうか。日常生活においても例えば字を書いたり、パソコンで作業しているときにも手が汗まみれになりますよね。紙に汗がしみたり、マウスが汚れたりするのはもう嫌です。
そこで今回は 手汗を劇的に減らす方法 をご紹介します。
日常生活で気をつけること
まず、日常生活を過ごしていると何かと手汗をかきます。でも手汗は身近なもので減らすことができます。それは アルコール です。インフルエンザがはやる時期に商業施設の入り口などで置いてある消毒用のアルコールです。アルコールは汗を一時的に乾燥させる機能があります。持ち運びもできるし、消毒液としても使えるので何かと便利です。
次は心構え的なものになりますが、 こまめに手を冷やす ことです。手汗を大量にかきやすい人は、ちょっとした気温の変化でも汗をかき始めます。例えば手を洗うことで手汗を流せるだけでなく、手の冷却にもなるので一石二鳥です。デスクワークをする人は卓上扇風機などを使ってこまめに冷やすのも良いと思います。
手汗を予防することで劇的に減らせる
手汗は一度出始めたら、すぐに止めるのは難しいです。その作業を止めて手を冷やし、心を落ち着かせたりして汗が止まるのをまつしかありません。
そこで発想の転換で、手汗を予防することにしましょう。 制汗剤を使えば手汗を予防でき、結果的に手汗を減らすことができます。 制汗剤に含まれる成分は汗に溶けるて汗腺にフタをします。汗腺がフタをされると神経が汗を止めます。これでほとんどの人は汗が止まります。
一般的な制汗剤はドラッグストアで色々販売されています。ただ残念なことにそのほとんどが「わき汗用」です。もし店頭で購入で見つけられなかったら、通販でも購入することができます。私がお勧めするのは手汗対策用ジェルクリーム『フレナーラ』です。ドラッグストアなどで店頭販売されている「わきに使用することを目的とした制汗剤」と異なり、手汗のために開発された制汗剤です。
他にも皮膚科で処方してもらえる経口薬があります。最も代表的なのが「抗コリン薬」です。この薬は汗を出すときの神経信号をストップさせます。しかし、特定の部位の汗を止めることはできないため、全身での発汗がとまってしまいます。そのため、本来汗をかいて当たり前の状況、例えば運動をした後などにも汗をかかなくなります。この場合、熱中症などの傷害を負う危険性もあります。
あまりにも手汗がひどい場合は、皮膚科で相談するのが一番です。ただし、上述したように、中には副作用を伴う治療があります。自分のみを守るためにも、しっかりと話を聞いて、自分に最適な治療法を選択しましょう。