FPSをやっていると手汗をかく人の対処法

FPS

ズドドドドン…

「いやー今日も殺しまくったし、死にまくったし、盛り上がったなぁ」

と、マウスから手を離すと、マウスには手汗がびっしりとついている。当然、手もびっしょり

まぁこんなこともあるかと放置していると、どんどん汚れていくマウス。サイドボタンの隙間にも手汗の汚れかわからんけど、黄色いものが詰まっていく…

あるあるうううううう!

で終わらせてはいけません。

私もそうでしたが、何かに集中してパソコンの操作していると、自然と手汗をかいてしまうんですよね。

でも、よくよく考えたら、たまに友達と手が触れたときとか、「汗っぽ~い」と言われることがありました。薄々気づいてましたよ、自分が手汗を書きやすい体質だってこと。

FPSをしていて手汗がひどいなら手掌多汗症の可能性あり

手汗をかきやすい体質を 「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」 と言います。この症状は人によって重度が違いますが、私は比較的軽度だと思います。事例を調べていくと、何もしていなくても汗をかく人がいるのです。それこそ、ソファーに座ってリラックスしているのに、急に手汗が止まらなくなるというのです。

FPSはゲームの中でも特に集中力が必要で、緊張感の高いゲームです。だから手汗がでるのは仕方ないでしょう。ただし、もし半端ない量の手汗がでたり、マウスの汚れが異常な早さでたまっていくならば、あなたは手掌多汗症かもしれません。ゲームをしていなくてもマウスに汗がついたり、字を書いていたりしても手に汗がたまることはありませんか?

手汗をかく人の適切な対処法

まず、一般的なのは制汗剤を使用する方法です。制汗剤と言うと、わき汗用を思い浮かべると思いますが、手汗にも有効です。

制汗剤を使用すると、制汗剤含まれる成分が汗が出てくる汗腺にフタをします。これにより、一時的に汗が出にくくなります。一般的には数時間から一日近くは効果が持続します。

ドラッグストアなどでも制汗剤は販売されています。しかし大抵はわき汗用なのでお勧めできます。その理由は、 わき汗と手汗はその種類が異なる からです。わき汗は「アポクリン汗腺」からでてきます。この種の汗は細菌によって分解される過程で、特有の「臭い」を発します。一方で手汗は「エクリン汗腺」からでてきます。この種の汗は主に体の熱を冷ますためのもので、「臭い」はありません。わき汗と手汗では種類が異なるので、わき汗用の制汗剤を手に使用しても、十分な効果を期待できません。

もしあなたが自力で手汗を改善したいというならば、手汗対策用ジェルクリーム『フレナーラ』を試してください。ドラッグストアなどで店頭販売されている「わきに使用することを目的とした制汗剤」と異なり、手汗のために開発された制汗剤です。手汗の原因となる汗腺(エクリン汗腺)に作用するので、最も効果を期待できます。

大抵の人は制汗剤を使用することで手汗はほとんど出なくなります。しかし、稀に制汗剤でも全く効果が出ない人がいます。その場合は、皮膚科での治療が必要になります。皮膚科では、ボトックス注射やイオン導入などの治療が行われます。また薬物(経口薬)による治療もあります。詳しくは手汗の治療法まとめを参考にしてください。

ただ、こうした治療には副作用もあるので、信頼できて経験豊富な皮膚科医を見つけることが大事です。最終的にはETS手術により、交感神経を切除して手の発汗を止める方法がありますが、他の部位からの発汗が大量に起こるというひどい副作用が起きる可能性があります。

いずれにしろ、まずは副作用もなく、安価にできる制汗剤を使用した治療から始めるのがよいでしょう。