手汗治療で病院や皮膚科に行く前に確認したいこと

確認

ひどい手汗に悩んでいる人は大抵自分でできるであろう対策をほとんどやりつくしています。だから残された手段は病院に行って皮膚科で特別な薬を処方してもらうことを考えていることでしょう。

確かに手汗(手掌多汗症)の治療法には病院で行えることもありますが、当然多大な治療費がかかる可能性があります。だから今回は、病院に行く前にもう一度、自分でできる手汗対策を確認しておきたいと思います。

発汗のスイッチを知る

まず一般的に手汗が大量に出るのは何かのスイッチ(きっかけ)があります。代表的な事例は緊張状態ですが、普通の人でも汗をかく条件である「暑さ」ということもあります。おそらくあなたは経験上、どういう時に汗をかくか理解しています。

大事なことは、大量に汗をかくであろうタイミングは予測可能であることです。予測できるのであれば、その前後で対策が可能です。

手汗に素早く対応できる道具

私が常備している道具は厚手の手ぬぐい(ハンカチ)とパウダーです。デザインにもよりますが、まぁよほど奇抜でない限り、常に持ち歩いていても不自然ではありません。

人と会う時に必須のてぬぐい

私は仕事がらよく人と会って、時には握手することもあります。緊張することが多いので、手で触れるときにはポケットに手を入れてこっそりと手のひらを拭き取ります。ポケットが小さいと難しいですが、コツをつかめば表面についた水滴を取り除くことぐらいは可能です。湿り気はどうしても残りますが、瞬間的に握手をすれば不快感を与えることなく済ますことができます。

堂々としたいなら事前にパウダー

突発的なイベントはどうしようもないとしても、あらかじめ「これはやばいな」というイベントがあるならば、事前にパウダーを手にふっておくことをおすすめします。パウダーには色々とありますが、最も身近なベビーパウダーでも効果があります。ただどうせならば手汗用制汗剤のほうが効果的です。

病院での治療はリスクがある

目が悪い人は「レーシック」手術によって視力を矯正できますが、角膜を削るので元に戻すことはできません。問題は予測不可能なリスクが潜んでいることです。手汗治療においても制汗剤などの簡易的な処置はリスクがありませんが、病院の皮膚科で行われるような治療行為は何かしらのリスクを背負うことになります。

特にETS手術で永久的に手汗の悩みを取り除きたいと考えている人は、そのリスクを知っておかなければなりません。もしあなたがまだ試していない安全手汗対策があるのならば、まずはそれを試してからのほうがいいでしょう。