先日、友人から手汗について相談されました。
昔から手汗がひどくて困っている。学生の時は授業中のノートをとっている時や自分で勉強している時、きずいたら手に汗がびっしょり。ノートは自分の手の跡がついていた。でもそれは自分しか見ないものだからごまかせた。
でも、今は仕事の書類に書き込んだり、まとめたりする時に、手汗が紙に染み込んでしまい困っている。書類は他の人に見せるものだから。それで手汗防止のために制汗剤を使おうと思うのだけど、クリームタイプとパウダータイプどっちがいいの？
私は結論から言いました。 手汗防止のためならパウダータイプのほうが良い 、と。その理由は、書類をはじめ紙に触れる機会が多い場合は、手がべたつかないパウダーのほうが良いからです。
ただし、人に接触しないわきや足の裏などならクリームタイプの制汗剤でも良いでしょう。クリームタイプの制汗剤を試してみたい人は、「フレナーラ」か「薬用デオドラントロールオン 高濃度ミルキータイプ」、「デオナチュレ ソフトストーンW」などが良いと思います。
医療先進国アメリカでは、店頭で手汗用制汗剤が色々と販売されていますが、大抵はパウダータイプです。 パウダーは赤ちゃん用のベビーパウダーをはじめ、あせも防止のパウダーもあり、一般家庭でも広く使用されています。
日本だとわき汗用のパウダータイプの制汗剤は色々とありますが、手汗用はほとんどありません…。
今回は手汗を防止するならということに注目しましたが、手汗がどういうものなのか、他にはどのような防止策があるのかということを知りたい方は手汗の治療法まとめで学ぶことができます。これを読めば「なぜ手汗用制汗剤とわき汗用制汗剤が分かれているのか」という素朴な疑問も解決するでしょう。また、日常生活で手汗をどのように防ぐのかということも学べます。
