もう迷わない!ファンデーションの基本の選び方

ファンデーションの選び方

お化粧をするうえで最も重要なのは、ファンデーションの選び方です。メイクの土台となるからこそ、仕上がりから印象まで大きく変えることができます。逆に肌に合わなければ崩れやすくなるだけでなく、肌トラブルの原因にもなりかねません。

では自分の肌にマッチしたファンデーションとは、何を基準にして選べばいいのでしょうか?ファンデーションを選ぶときに、ぜひ注目しておきたいポイントをご紹介しましょう。

肌質との相性はマスト

まず自分の肌質にはどんなファンデーションが合うか把握することが大切です。それぞれのタイプ別に見てみましょう。

乾燥肌

小じわや肌のごわつきが気になる乾燥肌は、保湿成分や油分を多く含んだリキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。ただし肌への密着度が高いものはクレンジングの際に負担がかかりやすく、乾燥を進行させてしまう恐れがあります。「落ちない」「崩れない」を謳う商品はなるべく避けましょう。

脂性肌

ベタつきやすい脂性肌は皮脂の分泌量が多いので、油分が多いと崩れやすくなります。軽い付け心地のパウダーやルースタイプは余分な皮脂を吸着してくれ、肌への馴染みもアップします。さらにオイルフリーならサラサラ肌を1日中キープできます。

混合肌

Tゾーンは油っぽいのに口の周りはカサカサ、というのが混合肌の特徴です。乾燥部分はリキッドまたはクリーム、皮脂が出やすい部分はパウダーなど、パーツによって使い分けます。アイテムを統一させたい場合は、保湿を優先させるためリキッドを選んでください。ベタつくところは少量にして、量を加減して仕上げましょう。

敏感肌

ちょっとした刺激でもトラブルを起こしやすい敏感肌は、原料がシンプルなものを選びます。天然成分のミネラルファンデーションなど、肌への優しさを考慮して開発されているものがベストです。また刺激の少ない「クレンジング不要」を選ぶこともポイントです。

ニキビ肌

ニキビのもととなるアクネ菌のエサは、過剰に分泌された皮脂です。悪化させないためにも油分が配合されていないパウダーや、低刺激のミネラルファンデーションを選びましょう。テクスチャーの重いリキッドは毛穴詰まりになりやすいので要注意です。

フェイスラインで色合わせ

肌質の次にチェックしてほしいのが肌の色です。明るすぎても暗すぎても、顔だけ浮いてしまっていては台無しです。

最もポピュラーなのは首の色に合わせる方法です。しかし、じつは首より顔の方が明るい人が多いので、首だけで色合いを見ると顔だけ黒くなってしまう危険性があります。

ファンデーションの試し塗りは、耳の下からアゴにかけてのフェイスラインに伸ばしましょう。顔と首の両方で判断できるので、自然に色がつながっているものを選びます。試し塗りするときの明るさも忘れてはいけません。おすすめは自然光です。外へ出てチェックするのが一番ですが、室内で色を見るときはできるだけ明るい照明で確認してください。

また注意したいのは、本来の肌色より明るめの色味を選ばないことです。色白にしくてついやってしまいがちですが、厚化粧に見えたり色ムラになったりと散々な結果にしかなりません。違和感なく肌に馴染むものこそが、自分の肌をキレイに見せてくれる色なのです。

肌質と肌色は変化するもの

カバー力や崩れにくさなど、プラスαの効果も判断基準に加えたいところですが、まず基本になるのは肌質と肌色で選ぶことです。この2つを基準にすれば、ほぼ間違いなく自分に合ったファンデーションが見つかります。サンプルや店頭のテスター、美容部員のプロの目に頼るなどして、しっかり吟味しましょう。

ただしおすすめ人気ランキングでお気に入りのファンデを見つけても、それがずっと合うとは限りません。季節や年齢によって肌は変化します。肌荒れを起こしたり、色が合わなくなってしまうこともあるでしょう。そんなときはまたスタートラインに立ち戻って、現状の肌質と肌色から選びなおしてください。

自分の肌は自分にしか分からないものです。素肌からのサインをその都度キャッチすることが、あなたにピッタリのファンデーションを見つける近道となります。

ファンデーションランキング