オレンジ色の野菜やフルーツとニキビの関係とは?

350gの野菜

ニキビは悩みを抱えている人が非常に多いとされており、全国的に蔓延している肌の病気とも言えます。毛穴に皮脂や皮膚の残骸である角質が詰まって形成されるのが、白ニキビ黒ニキビです。

白ニキビや黒ニキビは放置すると炎症を起こし、赤みを帯びたり、痛みが生じるようになります。また肌の痒み・痛みを引き起こすニキビから、痛みを全く感じないニキビまで種類は様々です。こういった肌のトラブルを引き起こすニキビを予防・治療するのに重要視されているのが、野菜やフルーツです。

オレンジの色をしている野菜、フルーツに注目!

ニキビは肌の問題となるため、ニキビと直接的に関係のある成分はビタミンAであると言えます。ビタミンAには、免疫力を強化して健康を保ったり、目の疲れを取り除いて視力を維持したり、皮膚の表層・深層にかけて細胞を正常化させる働きがあります。ビタミンAは皮脂の分泌を抑え、炎症もしずめてくれるため、よくニキビの治療に使用されます。

特に注目して欲しいのが「オレンジ色」の野菜、フルーツです。多くのオレンジ色の野菜、フルーツにはビタミンAやベータカロチンといった成分が含まれています。代表的な野菜には、カボチャ・ニンジン・さつまいもなどが、フルーツにはパパイヤ・あんず・マンゴーなどがあります。これらのオレンジ色の野菜、フルーツを摂取することでニキビの予防・改善が期待できるでしょう。

急速に人気が高まっている「スーパーフード」を活用しよう

皆さんは「スーパーフード」という言葉をご存知でしょうか。スーパーフードは北米で数十年前から使われ始めた言葉で、栄養成分が大量に含まれている食べ物を指して言います。このようなスーパーフードにはビタミン・ミネラル・抗酸化物質など健康の維持に重要な成分が含まれているため、適度に摂取することで健康な体になるとされています。

スーパーフードの成分の中でもポイントとなるのが、抗酸化物質です。抗酸化物質は体にとって有害な菌を殺し、活性酸素を除去する働きをしてくれます。ニキビを悪化させる原因がアクネ菌であるため、抗酸化物質を取ることで抗菌効果を期待することができるのです。また活性酸素は老化の原因であるため、抗酸化物質の豊富な野菜、フルーツを食べることでアンチエイジング効果も見込めます。

スーパーフードの中でも抗酸化物質の含有量が多く、ニキビに有用と考えられる食べ物は、アサイー・マキベリー・ゴールデンベリー・ブルーベリーなどのベリー系です。ベリー系には強力な抗酸化物質が多量に入っているのです。他のスーパーフードとしては、チアシードやブロッコリースプラウトが有名です。これらのスーパーフードはスーパーマーケットで入手できないこともありますので、そういった場合はネット通販などを利用すると良いでしょう。大量にまとめ買いすれば、比較的安価で購入できるものがたくさんあります。