基礎化粧品の中でもアイクリームはとくに高価です。別のもので代用できたら便利なのに、と思う人も多いでしょう。そこでアイクリームの主な役割である「保湿」に着目し、アイクリームの代用品として使えそうなおすすめアイテムをいくつかピックアップしました。注意点もチェックしながらぜひ試してみてください。
リップクリーム
香料や着色料、メントールが入っていないものであれば代用可能です。シアバター・ホホバオイル・ローヤルゼリーなど、ナチュラルな素材ならより低刺激です。やわらかいテクスチャーなら肌に直接伸ばせますが、つけ過ぎるとメイクが崩れやすくなるので少量を薄くなじませましょう。
ワセリン
表皮に保護膜をつくることで目元の乾燥を防ぎます。不純物が多いと酸化しやすくなるため、純度の高いものを選びましょう。肌の上で直に伸ばすとシワやたるみの原因になります。体温で柔らかくしてから塗ってください。仕上げに軽くティッシュで押さえておくと、べたつきが気になりません。
オイル
アルガンオイル・スクワランオイル・ココナッツオイル・馬油などもおすすめです。ベタベタせず浸透しやすいものが使いやすいです。手のひらで温めてから、目のまわりを優しく覆うようにつけます。紫外線の影響を受けてしまうオイルもあるので、日中使用する場合は日焼け止めを塗ってください。
その他の基礎化粧品
乳液やフェイスクリームなどの基礎化粧品も、薄く目元にのせるて代用できます。美容成分が高濃度で含まれているものもあるため、配合成分をあらかじめ確認しておきましょう。とくにハイドロキノンやビタミンC誘導体は、刺激が強いので注意が必要です。さっぱり系のオールインワン化粧品は乾燥しやすくなるので、油分が多めのものを選んでください。
アイクリームにしかできないこともある
リップクリームやワセリンなどの代用品は「油分でフタをする」という点で保湿できます。化粧水や美容液でしっかり保湿してから使用しましょう。また乾燥を防ぐ以外の効果は期待できません。美白やエイジング機能を求めるなら有効成分は必須となります。
アイクリームはたしかに割高に感じる化粧品ですが、代用品だけで解決できないこともあります。また「アイクリームでお手入れしている」と意識して使うことで、美容のモチベーションも上がるはずです。本気で目元のトラブルを改善したいときは、アイクリームの使用をおすすめします。