若いころだけではなく歳をとっても生じてしまう女のニキビ

40代

10代の女性だけでなく、20代~50代にかけてもニキビで悩む女性がいることがわかっています。ただ幸運なことに、現代の医学の進歩のおがけで適切な治療さえ行えばニキビを治すことができます。親の世代では手に入らなかった知識や薬を適切に用いれば、ニキビを改善・予防することができるのです。

女性のニキビの主な原因とは?

大人の女のニキビは男と少し違い、ある時期になると決まってニキビができるというパターンが見られることが多くなっています。これは性ホルモンがニキビに影響しているからです。特に生理前になると、代表的な女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少するため、体内の男性ホルモンが優位になります。その結果として皮脂腺が刺激され、皮脂が過剰になりニキビが生成されるのです。

生理的な変化以外に、食事やストレスもニキビの原因となります。ニキビができる時には複数の原因が考えられるため、根本的な治療を望むのであれば全ての原因に対処する必要があると言えるでしょう。

最もニキビに効果があるとされているのは医師の処方クリーム

外見に敏感な10代の人にとって、ニキビができることはかなり深刻な問題です。どうしても早く治したいという場合は、皮膚科クリニックに行って処方薬をもらうのが一番です。最近は「過酸化ベンゾイル」や「サリチル酸」を含むクリームをニキビに塗って治す方法が主流となっています。医学的にも効果が認められた成分なので、即効性が期待できます。過酸化ベンゾイルは数年前に認可されたばかりの成分ですが、効果はサリチル酸よりも強いとされています。

また、ホルモン異常の疑いがある場合は、クリニックでホルモン検査を受けることができます。お金と時間がかかりますが、原因を特定したい時には有用と言えるでしょう。

保湿重視のスキンケアとスローカーボダイエット

医師が処方するクリームは一時的な対症療法といえます。ニキビができる原因を断ち切るためには、規則正しい生活を送るとともに、スキンケアや食事にも意識を払うべきでしょう。

女性の肌は歳をとると水分が少なくなり、乾燥しやすくなる傾向があります。乾燥肌はニキビの大敵であるため、化粧水で肌の保湿をしっかりと行うことが大切です。

また食事に関しては、スローカーボダイエットがオススメです。これは炭水化物を週1回の摂取に制限するダイエット方法で炭水化物抜きダイエットに近いやり方と言えます。炭水化物を完全に抜いてしまうと不調になる人もいるため、週一回は炭水化物を摂っても良い日を設けるのです。炭水化物の糖質がインシュリン分泌を促し、ニキビの原因になっている可能性があるため、炭水化物は出来る限り避けるのが賢明と言えます。