しこりニキビは通常のニキビと違い、ニキビ内部が傷ついています。その傷を癒すための成分がしこりになっています。そのため、内部の傷が癒えてからしこりが少しずつ小さくなっていきます。
一般的に、しこりニキビができ始めた段階で治療に専念していれば一週間でしこりが目だたくなります。しかし、全くスキンケアを行わなかったり、手で触ったりして傷の治癒が遅くなったりすると治療に必要な期間は長期化します。悪化したままの状態が続くとケロイドという最悪の症状になり、もはや自然に治癒することがなくなってしまいます。この場合は皮膚科でステロイド等を使った専門的な薬物療法が必要になります。
体の内部から細胞の再生能力を高めよう
まず、しこりニキビ内部の傷をできるだけ早く治すことを考えましょう。そのためには体に必要な栄養をバランスよくとり、睡眠時間をしっかりと確保することが大事です。ビタミンはもちろん、タンパク質や炭水化物、脂質も適切に食事で補給するように意識しましょう。夜はできれば深夜12時前に、理想は10時前に寝て、6時間以上睡眠をとりましょう。
保湿を行いターンオーバー機能を正常にしよう
しこりニキビを綺麗に治すために、肌の再生(ターンオーバー)機能を正常に保つことも大事です。ニキビ内部とはつまり、皮膚の表層ですから、傷が綺麗にならないと「ニキビ跡」ができてしまいます。
肌のターンオーバーは食生活や食事を適切にとるだけでなく、肌に水分がないと正常に機能しません。そのためにできるだけ長時間浸透する化粧水を用いるのが効果的です。
しこりニキビは早期治療、そして日常生活でのケアをすることで早めに、綺麗に治すことができます。いっしょに頑張りましょう!