漢方薬を使ったニキビの治し方

漢方薬

漢方薬と言えば日本でも古くから治療に使われているなじみ深いお薬です。その 漢方薬でニキビを改善し、綺麗な肌を取り戻そうという治療が注目 されています。

一般的に皮膚科でニキビの診療を受けると、ディフェリンゲルなどの塗り薬を処方されることが多いと思います。このように外から薬を使って治療をしようと言うのが西洋医学です。

一方で 東洋医学である漢方は体の内側から治すことに主眼 を置いています。複数の生薬を組み合わせることで、体の内側から治す力を高めようというものです。

ニキビに効果のある漢方薬

ニキビに効果のある漢方薬は実にたくさんありますが、代表的なものは「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」や「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょとう)」があります。

ただし 漢方薬はニキビがどのように、どの場所にできるかで使う薬の種類が異なります。 そのため皮膚科の医師に相談し漢方薬の処方箋を出してもらうか、直接漢方薬局で相談するのがよいでしょう。

漢方薬の正しい使用方法

漢方薬は生薬の組み合わせてできているため、正しく使用しないと十分な効果を得られません。大事なポイントは2つあります。

食前または食間に飲む

漢方薬は空腹時に飲むことで吸収されやすくなります。 胃に余計なものがない食前または食間 に飲むことを心がけましょう。

白湯(さゆ)で飲む

漢方薬を飲む際には、 一度沸騰させた水を冷まして飲む と吸収されやすくなります。沸騰させることで水の中の不純物が飛ぶため、余計なものがなくなるのです。

以上が漢方薬を使ったニキビの治し方です。

肌が弱くて塗り薬や洗顔料を使うと肌が荒れてしまう人は、ぜひ一度漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。まずは皮膚科または漢方薬局で相談することですね(*゚▽゚*)