ニキビは専用クリームで治せるのか?

クリーム

ニキビができた時に、治すための方法として頭に思い浮かぶのがクリームを塗って治すやり方です。今はニキビ専用のクリームがたくさん販売されているため、どの商品がニキビに本当に効くのか気になっている人も多いのではないでしょうか。適切なニキビ用のクリームを選ぶには、まず顔や体にできているニキビの種類を知る必要があります。

ニキビの種類は、形や大きさよりも、「色」で見分ける方法が一般的です。ニキビが「白」、「赤」、「黄」といった色に変化していれば、既に毛穴の中に皮脂や角質、アクネ菌が詰まっており、炎症や化膿が起きている状態であることがわかります。一方で、「黒」のニキビであれば、毛穴の中で皮脂や角質が詰まった後に、空気に触れて黒くなったことがわかります。それぞれに適したクリームがあるので、最初にニキビの色から種類を判別することが大切です。

各種のニキビに効く成分の名前を知っておこう

できてしまったニキビが、初期段階である白ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビであれば、最初にやるべきことは「殺菌」です。ニキビで炎症が起きるのは、アクネ菌という名前の菌の繁殖が原因となっていることが広く知られています。このアクネ菌を排除するために、殺菌作用のあるクリームを塗ることがポイントになります。また殺菌すると同時に、起きている炎症を静めるための抗炎症物質も必要です。

具体的な成分名としては、「イソプロピルメチルフェノール」や「クリンダマイシン」が殺菌効果のある成分の名前になります。こうした成分が含有されているクリームであれば、殺菌作用があると考えてよいでしょう。

また抗炎症作用を持つ成分としては、「グリチルリチン酸2K」が特に有名です。ニキビ用クリームを購入する際には、まずこういった成分が含まれているかを成分表示の欄で確認することが重要なのです。

一方、ニキビが黒ニキビの場合には、詰まった角質を柔らかくする成分や、皮脂の分泌を抑える成分が含まれているクリームを選ぶ必要があります。具体的には、「硫黄(イオウ)」や「カンフル」といった成分がこれらの役割を果たします。

皮膚科やクリニックで処方されるニキビ治療のクリーム

市販されているクリームを買う以外に、病院やクリニックでニキビ用クリームを処方してもらうこともできます。こうした病院等では、国から認可された薬効成分を含んだクリームを購入できるため、ニキビに対して一定の効果を期待できます。例えばニキビの治し方で紹介しているディフェリンゲルなどが代表例です。

ニキビ用クリームに含まれている有名な成分は、「ハイドロキノン」や「過酸化ベンゾイル」です。ハイドロキノンは昔から処方されていましたが、2015年に新たに認可された過酸化ベンゾイルが、特にニキビ治療薬として人気があります。ハイドロキノンも過酸化ベンゾイルも保険適用となりますので、時間の余裕のある方は皮膚科クリニックでクリームを処方してもらうことをオススメします。クリニックでは抗生物質を処方される場合もありますが、抗生物質は長期間飲むと体に耐性がついてしまうので、医師の指示を守って服用したほうが良いでしょう。