化粧品は肌に直接つけるものなので、人によっては痛みを感じたり、赤く腫れたり、ニキビができたり様々な肌トラブルを引き起こすことがあります。アイクリームも例外ではありません。
アイクリームは特に目の下や目の周りに塗布する化粧品です。手で触れればわかりますが、目元は顔の中でも最も皮膚が薄い部位です。おそらく日頃から敏感肌で化粧品選びに苦労する人は、アイクリームに関しては一層困っていることでしょう。
敏感肌のためのアイクリームの選び方
ただでさえトラブルを起こしやすい敏感肌は、さらに注意深くお手入れしなければなりません。敏感肌にぴったりのアイクリームとは一体どのようなものか悩む人は多いです。
そこで今回は、皮膚が弱い敏感肌の人におすすめのアイクリームを紹介します。アイクリームランキングではごく一般的な肌質の女性を対象としていましたが、本記事では肌質を敏感肌に限定しておすすめ順に紹介します。
※アトピーの場合は皮膚科医としっかり相談してください。
また最後には敏感肌になる原因と取り入れたい有効成分、注意すべき成分も解説します。
ディセンシアの「アヤナス」シリーズ
まずおすすめしたいのが ディセンシアの「アヤナス」シリーズ です。POLA・ORBISグループのディセンシア（decensia）は敏感肌と乾燥肌の女性のために作られたブランドです。総合化粧品メーカーであるポーラ・オルビスグループにあって、かなり特別なブランドです。
ディセンシア（decensia）が開発した「アヤナス（ayanasu）」シリーズで、目元もしわやほうれい線に悩む女性に用意されているのは以下の3セットです。
- Revital cell lotion（濃密化粧水）
- Energy vital essence（目元美容液）
- Activate surge cream（ハリアップクリーム）
※おまけでアイクリーム1回分がついてきます。
『アヤナス（ayanasu）』シリーズは アルコールや香料が使われていない ため、肌への刺激が極限まで抑えらている敏感肌用の化粧品です。他の化粧品を強く感じる人や、肌が荒れてしまう人はぜひお試しください。 10日間のお試しトライアルセットが1,480円（税込） と比較的良心的な価格です。
>>アヤナスの効果と口コミはこちら
ノブの「L＆W」シリーズ
ノブ（NOV）のL＆W（エル アンド ダブル）は敏感肌のための化粧品シリーズ です。皮膚医学に基づいて開発されており、エイジングケアも兼ねているのが人気です。低刺激性、無香料・無着色です。アイクリーム単品はありませんが、化粧水・乳液・美白クリームが用意されています。
低刺激であるだけでなく、 敏感肌の原因となる極度な乾燥を防ぐために高保湿成分やハリ肌成分（コエンザイムQ10、浸透型アミノ酸AHPなど）が配合 されています。また美白成分（持続型ビタミンC誘導体）がシミやくすみ、そばかす改善につながります。
ノブの「L＆W」シリーズは初回限定の 7日間トライアルセットが1,300円（税抜・送料無料） で用意されています。敏感肌に特化したブランドの中ではアヤナスと並んで評価されています。
TREEの「目元とまつ毛のご褒美」
次におすすめしたいのは、 TREEの「目元とまつ毛のご褒美」 です。本商品の魅力はアイクリームとまつ毛美容液の両方の効果を兼ね備えているところです。まつ毛は目にかなり近いですが、そこに塗れるくらい刺激がないところで敏感肌の人にも受け入れられてます（目に入ったら流石に沁みますよ）。
さらにモデルの蛯原英里さんも使用しているというのが後押ししているのではないでしょうか。エビちゃんも30代ながらあの美しさ…ハリがあり、力強くくっきりとした目元は年代問わず「ああなりたい！」と思うことでしょう。@コスメでもアイケア・アイクリーム総合で3位、 敏感肌部門で1位にランキングイン するほどの人気っぷりは期待を裏切りません。
「目元とまつ毛のご褒美」は単品だと4,700円ですが、定期購入コースだと初回980円になるキャンペーンが開催中です。定期コースの解約は初回申し込み日の15日以降から20日まで（5日間）に電話で申請する必要があるので注意しましょう。
>>TREEの「目元とまつ毛のご褒美」の効果と口コミはこちら
B.Aの「ザ アイクリーム」
最後におすすめしたいのは B.Aのザ アイクリーム です。B.Aは「細胞一つひとつの力を引き出すことこそ、美しさの原点」という、肌本来の力に着目した、バイオアクティブ理論に基づき、1985年にPOLAが新たに創設した高級ブランドです。
「目もとゆるみ」に着目し、X(クロス)型補強リフォーム発想で、ポーラオリジナル保湿成分月桃葉BAリキッドやアケビ茎エキスを配合。さらに糖化に着目したEGクリアエキス、YACエキスも配合し、くっきり、シミのない明るく冴えた目もと印象へ導きます。アイクリームの中でも特に美容効果の高さが人気です。
18gで20,000円です。高級化粧品ですが、内容量は朝晩使って2ヶ月分あるのでコストパフォーマンスは良いほうです。アットコスメでも非常に評価が高いので安心して使えると思います。
>>B.Aのアイクリームの効果と口コミはこちら
敏感肌になる原因
敏感肌の主な原因は乾燥です。
加齢・偏食・生活習慣・ストレス・季節・間違ったスキンケアなど、さまざまな要素が組み合わさることで肌のバリア機能は低下します。バリア機能の衰えはターンオーバーの乱れを招き、角質層は隙間だらけのスカスカになります。隙間ができた肌は水分が蒸発し、花粉やほこりなどの異物が侵入し、ささいな刺激にも炎症反応を起こすようになります。
炎症はさらなる肌荒れのサイクルを生み出すため、元の状態に戻すまでが大変です。すみやかな乾燥対策こそが敏感肌改善への第一歩なのです。
敏感肌が取りいれたい成分
敏感肌にとって「セラミド」は必要不可欠です。最強の保湿成分ともいわれていて、皮膚内部では細胞の隙間を埋める役割を担っています。油となじみやすい性質なのでアイクリームとの相性もばっちりです。
「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「セラミド」は表皮をカバーすることでうるおいを保ちます。セラミドと組み合わせて使うことで相乗効果が期待できるでしょう。
また「ヘパリン類似物質」は保湿に加えて、抗炎症・血行促進作用にも優れています。皮膚科で処方される「ヒルドイド」で一躍有名になりましたが、配合されたものは薬局でも購入可能です。
注意すべき成分
揮発性の「エタノール」は水分を奪うため、敏感肌にとって鬼門です。高い殺菌作用により皮膚に必要な常在菌まで殺菌するため、免疫力の低下にもつながります。
オーガニックコスメに配合されることの多い「植物エキス」も避けた方が無難です。合成された原料よりも複雑な構造をもち、場合によっては刺激やアレルギーのリスクが強まる恐れがあります。
また「レチノール」「ハイドロキノン」「ビタミンC誘導体」なども要注意です。メラニン色素に働きかける成分は刺激が強いものが多いので、美白を謳う商品には気をつけてください。
敏感肌の人がアイクリームを使う際の心得
敏感肌に限らず色々な人の意見（口コミ）を聞いてきてわかったことがあります。それは 万人に受け入れられる化粧品は存在しない ということです。
そんなこと、皆さんは当然わかっていると思いますが、あえて言いたいのです。どれがあなたの肌に合うアイクリームかは実際に使わないとわからない。もしかしたらこれが良いかもしれない、でも合わないかもしれないよ、と。
本記事では敏感肌の人に人気のある商品を3つ紹介しました。この3つならば、敏感肌に合う可能性が高いのです。だからもしよければ一つずつ試してみてください。
