便秘で下っ腹が膨れ上がった!いやそれだけでなく、しこりニキビもできるようになった!これって何か関係あるの?
はい、便秘としこりニキビは大いに関係があります!
便秘になると血液の循環が悪くなる
まず、便秘になると血液の循環が悪くなり、顔を含めて体への栄養配分が滞ります。肌は荒れ、髪はボサボサ。しこりニキビもできやすくなります。
便秘になるとまず、腸内に便が溜まっていきますが、本来排出されるべき毒素や老廃物も溜まってしまいます。この影響で血流が悪くなり栄養素が体に巡りにくくなったり、排出されなくなった毒素が血液で流れてしまいます。その結果、肌荒れやニキビ、疲労感、肩こりなど体中に支障が出るのです。
しこりニキビは体の機能低下の現れ
便秘になると体中に支障が出ます。その一つに、肌荒れがあります。肌荒れとは、肌の水分がなくなり(保湿機能の低下)、肌の再生機能(ターンオーバー)が異常な状態になるということです。
この状態において、ニキビの内部で炎症が悪化したり、傷ついてしまうことがあります。この時に傷をいやそうと「繊維組織」というボンドのようなものが作られます。この「繊維組織」は傷口をくっつける役割をもちますが、これが過剰に生産されることで、ニキビ内部がぷっくらと膨れ上がります。これがしこりニキビです。
しこりニキビを治すには便秘の改善とスキンケアが大事
しこりニキビを治すには、 ニキビができやすくなっている便秘を改善させつつ、肌に潤いを与えて肌の再生機能(ターンオーバー)を正常化させることが大事 です。
- 定期的な、適度な運動を行う。
- 水分補給をしっかり行い、食物繊維を多く含む食べ物を食べる。
- お腹のマッサージを行い腸内活動を高める。
運動を行うことで自律神経が正常化し、腸の運動が活発化します。同時に、ストレスも発散するでしょう。
便秘が長期化すると腸内の便がどんどん水分を奪われて、硬くなり、いっそう排便しにくくなります。だから水分をいつも以上に取ることが大事です。同時に、便を柔らかくするために、 食物繊維を豊富に含む豆、野菜、藻類を意識した食事をとる ようにしましょう。
お腹をマッサージして、腸を刺激することで腸内活動が活発になります。お腹を手で「の」の字をかくようにぐるぐると軽くマッサージしましょう。大体20~40回程度を行います。
- ビタミンCを含む野菜を多めに食べる。
- 自分に合った化粧水や美容液などを使う。
- 夜にしっかりと寝る。
ビタミンCは炎症を沈めるだけでなく、肌の調子を整えます。便秘の改善に食物繊維を挙げましたが、 ニキビはビタミンC です。野菜は大抵、これらを多く含んでいるので、毎食サラダを食べるように心がけましょう。
肌の水分が失われていると肌の再生機能(ターンオーバー)が乱れます。便秘に限らず、一年中肌が乾燥していたり、荒れていたりする人は、肌の水分がかなり失われていると考えてよいでしょう。 最も効果的なのが化粧水や美容液を、お風呂からあがってすぐに使うことです。
化粧水や美容液を使用したら、夜しっかりと寝ましょう。肌の再生は夜に活発化します。また、肌の傷を修復するのも、睡眠中です。 特に夜10時~深夜2時に最も活発化します。 もっとも、この時間帯すべてに睡眠をとらなければらないということではありません。あくまで目安として、意識して肌にとって快適な睡眠をとることが大事です。