手汗は皮膚科で治療することができますが、ボトックス注射やイオン導入などでも数万円から数十万円かかることがあります。人によって効果はまちまちだし、継続して使用しないと効果が薄まるからです。
そんなに高くなるんだったら、 無料で手汗を治す方法 を知りたいですよね?
手汗を100%止めることはできませんが、手から大量の汗が流れるのを防ぐことはできます。 誰でもできる無料で手汗を治す方法は3つあります。 さらに、少しばかりのお金を出すことでできる手汗治療法も2つご紹介します。
手を洗って手汗対策
- 手汗をきれいにすることができる。
- 手を冷やして手汗を出にくくする。
ここでは 手を冷やすことが最大の目的 です。手汗が出やすいひとほど、ちょっとした体温の変化で手汗がドバドバでます。大抵は手を冷やせば、おさまります。
扇風機の前に手をかざしても構いません。ただ学校や職場、外出時に扇風機がおいてある状況はなかんかありません。トイレや洗面所なら大抵の場所にあります。すでに手汗でびっしょりな人でも、手汗を流すことができて一石二鳥です。
リラックスして発汗を改善
手汗は体温の変化だけでなく、緊張や興奮、ストレスなどの影響を強く受けます。だから リラックスすることで、手汗を抑える ことができます。
リラックスする方法は人によって様々です。椅子やソファに座って目を閉じて、2~3大きく深呼吸する人もいます。他に大きな悩み事があるならば、カウンセラーに相談するのも良いでしょう。意外と「何かの悩み事」が手汗の大きな原因と成っているケースもあります。
発汗作用を促す食べ物を避ける
食べ物によっては発汗作用が高まるので注意が必要です。発汗作用を促す代表的な食べ物は以下の通りです。
- 砂糖
- 香辛料
- カフェイン
- ヨウ素(ヨード)
- 化学調味料
- 保存料
- 乳製品
- 揚げ物
特に香辛料やカフェインは発汗を命じる神経を活発にさせます。コーヒーが好きな人は要注意です。
ヨウ素(ヨード)は昆布や海草類に多く含まれます。ファストフードやコンビニ弁当などに含まれる化学調味料や保存料は体に取って「毒素」なので、排出するために発汗作用が高まります。
乳製品や揚げ物は体温を上昇させ、手汗をかきやすくなります。
パウダーでベタベタ手汗対策
パウダーとは「粉」のことです。発汗を止めることにはなりませんが、 パウダーが汗を吸収して、体感的に手汗を抑える ことができます。特にベタベタした手汗をかく人にお勧めです。
パウダーは例えば市販の ベビーパウダー などで大丈夫です。肌に優しいし、価格もそれほど高くありません。他にも、 片栗粉 などで代用することもできます。
ただし、明らかに手が白くなるし、何か重い物をもつ作業は危険になります。また、スマホやパソコンに触れると白い粉が付着するし、タッチパネルが反応しづらくなる可能性もあります。
制汗剤で手汗を治す
パウダーよりも値段は高くなりますが、 数百円から数千円出せるなら制汗剤が最も効果的 です。制汗剤に含まれる成分が汗に溶けて汗腺に栓をします。
手を冷やしたり、食事を制限したりしても手汗が改善しない人でも、制汗剤なら科学的に治すことができます。
注意点としては手汗用制汗剤でなければ十分な効果を得られないことです。8x4は手汗に効かないです。もしドラッグストアで「手汗用」を見かけたら、そちらを買いましょう。
もし店頭で見かけないならば(私も見たことありませんが)、手汗対策用ジェルクリーム『フレナーラ』がお勧めです。通販限定ですが、けっこう有名です。ただ結構高いので、本気で手汗を治したい人だけにお勧めします。