フランセスによる多汗症体験談

フランセス

私はいつも、わきから大量の汗をかいていました。だから、かわいいタンクトップや明るい色の服を着ることは決して出来ませんでした。私はいつも大きくて、黒い服とジャケットを着ていました。手と足も汗をかいていました。そして、いつも汗をかきながら話をしていました。

私が13歳になるころには、いつも汗で紙をだめにしてしまうので、絵を描くことを諦めていました。15歳のときには、パジャマパーティー(友達と一緒に夜更かしを楽しむイベント)に行くことができなかったので、みんなは私の「問題」に気づいたでしょう。私は友達と付き合うのを止めました。

当時の私は学校に行って、帰って宿題をして、寝るだけの生活をしていました。家に閉じこもるのはいやでしたが、それ以外どうしたらいいかわかりませんでした。最終的に、私の話を聞いた母が皮膚科につれてってくれました。そして、自分の多汗症には、奇跡のような2つの治療法があることを知りました。

私は今、わきにはボトックス注射を行い、手と足にはイオン導入を行っています。今は私と同じ悩みを抱える子供たちの助けをしたいと考えています。そして私と同じ治療を勧めるでしょう。みながもっと多汗症に関する理解を深めて、私たちは一人ではないことをわかってほしい。そしてあなたも治療を受けてほしい。

私は色々なものを失いました。しかし多汗症のおかげで、より強い人間になった気がします。もしあなたが多汗症に苦しんでいるならば、自信を持って、前向きに生きてください。今、私は何でもできる、そう感じるようになりました。