手や足、ワキにある汗腺は「エクリン汗腺」です。歩くときに圧がかかる、靴下や靴で蒸れるという点を除いて、 手と足が出る原理は全く同じ です。
と言うことは、足汗にもファリネが効くのでは?と期待をする人も多いでしょう。そこで実際に私も試してみたうえで考察してみました。
ファリネを足に使った結果
ファリネを足にパタパタと塗りたくって、いつものように靴下と靴を履いて出勤しました。むむむ…なんかいつもと違う!?靴下と皮膚が触れる感触がソフトな感じです。これは期待できそうだ。
そして1時間後、職場に到着。いつも自分のデスクについたら速攻で靴を脱いで湿った靴下を乾燥させる。そしていざ、靴を脱いでみると…
うーん、どうだろう笑。あんま変わらない?笑
本日、7月1日、最高気温25度。迫りくる夏の湿気と通勤という過酷な環境には耐えられなかったようです。靴下は湿っぽい。
結果、劇的な効果なし。
足汗対策は他ことでカバーするべし
ファリネは医薬品ではないので、 いつもと同じ環境で足汗を止めるほど強力な制汗剤ではありません。 だから、他の対策を講じるほうが効率的です。
- 通気性の良い靴(メッシュ素材やサンダル)を使用する
- 通勤用・職場(学校)用・帰宅用など靴下の予備を持つ
- 汗ふきシートを持参
- 職場用の靴を保管
日本は元々湿気が多く、靴の中が蒸れるのは仕方ないことです。乾燥している国よりも水虫が多いのも周知の事実です。その前提を踏まえて、 汗の害を食い止める対策 を講じましょう。
職場では通勤用の靴と靴下を脱ぎ、汗ふきシートで丁寧に両足を綺麗にしましょう。そして職場用の靴下をはき、靴もできればサンダルのようなものに履き替えるのがベストです。素足だと周囲に不快感を与えることが多いので気を付けましょう。
これで少なくとも周囲の人に迷惑をかけることはないはずです。ちなみに、足汗を多量にかくこと自体が悪臭の原因ではありません。不衛生な環境が続くことで雑菌が繁殖することで臭いが出ます。だから一度汗ふきシート等で綺麗にして、靴下も新しくすればしばらくは臭いがでませんので安心してください。