針で?しこりニキビに穴を開けて?中の詰まりを取るって?
バカか!?
- 皮膚の表面・深層を傷つける
- 傷を適切に塞ぐ手段を持っていない
- 通常は「しこり」自体が治癒の証
- 悪性の「しこり」の場合は医師による手術が必要
まず、針で刺すということは、皮膚の表面だけでなく、中まで傷をつけることになります。あなたが熟練の外科医でない限り絶対にしてはいけません。仮にうまく穴を開けたとして、絆創膏でも貼っておきますか?皮膚に針の太さほどの穴を開けたら、それを塞がなければいけませんが、これも医師の施術が必要なレベルです。
そもそも、しこりニキビの原因でも書きましたが、「しこり」は皮膚内部の傷を治癒するための組織の塊です。これをさらに傷つけるのは本末転倒です。
ただし、しこりが長期間小さくならなかったり、あまりにも大きくなった場合は医師に相談すべきです。それは悪性の腫瘍の可能性があるので、外科的手術により取り除かならなければならいケースがあるからです。
ともかく、「膨らみは潰す」という欲望はわかりますが、絶対にやってはいけない行為です。もしすぐに処置を行いたいならば皮膚科に行ってください。それがあなたのためです。