ぷくっと膨れあがったニキビの真ん中に小さな黄色い点がある。それはニキビの中に溜まった膿です。ちょっと見た目的にも嫌だから何とか早く治したい!
これはいわゆる「しこりニキビ」というものです。放っておいてもなかなか治らないことが多いので、たくさんの人が悩んでいます。
膿がたまる原因
膿がたまるのは、ニキビの内部で傷ついた証拠です。普通のニキビは赤く腫れるだけですが、傷がつくと、その傷をために膿が出るのです。
また食事やストレスで蓄積した体の毒素や老廃物を体外に排出しようとして、膿がたまることもあります。特に毛穴が大きい場所Tゾーンやフェイスラインは膿が輩出しやすく、しこりニキビができやすい傾向があります。
膿ができたしこりニキビを治す方法
まず、膿が皮膚の表面ではっきりと見えている場合、うまく潰して 膿を出してしまうのが手っ取り早い です。もちろん、ニキビ自体に傷をつけないように細心の注意を払う必要があります。膿が表面に張っている部分を爪で挟むように潰す方法がよく行われます。膿を出し切れば徐々に炎症もおさまっていきます。
よく「ニキビは潰してはいけない」と言いますが、 膿が表面にまで見えているニキビは潰したほうが綺麗に治ります 。膿が出ている間は炎症が収まらないので、ニキビが長期化して、ニキビ跡になりやすくなるからです。
膿があるけど潰せない場合
もし膿が皮膚の表面にはっきりと出ておらず、潰すことがでいない場合は次の適切な処置が必要です。- 代謝をよくする。
- 保湿を徹底する。
代謝を良くして、膿が出切るまで出させるのです。膿には限りがあります。また、ある程度膿がたまると、皮膚の表面に張ってきますので、潰せるようにもなります。
次に、乾燥すると炎症が治りにくくなるので、保湿を徹底します。できるだけニキビへの刺激をさけるために、ジェルタイプのスキンケア商品が良いでしょう。
膿を出さないための日常のスキンケア
膿がたまる原因でも述べましたが、しこりニキビは日常生活に起因していることが多いです。ですから、日常から正しいスキンケアを行うことを心がけましょう。
- 栄養バランスの良い食事をとる(油や砂糖は控えめに)。
- 夜更かしをしない。
- 寝る前の洗顔と保湿。
- お風呂に入って毒素を排出。
- 適度な運動で汗(毒素・ストレス)を出す。
特に難しいことはありません。特にお風呂や運動は、意外と大事です。体から不老物や毒素を排出し、たまらないようになります。
毎日のちょっとしたことの積み重ねが大事ですね。