おでこには大きな皮脂腺があり、元々大きなニキビができやすい部位です。そして、皮膚が厚いのでニキビの炎症や傷が治りやすいという特徴もあります。
しかし、治りやすいという安心感がニキビケアをいい加減にしてしまい、しこりニキビに悪化してしまうケースは少なくありません。これでは本末転倒です。
そこで今回は おでこ(額)にできたしこりニキビの治し方 について解説します。
洗顔時以外は絶対に触らない
ちょっとした痒みがあったりして、無意識的に手で触ってしまいますが、刺激は厳禁です。少しなでる程度ならば問題ありませんが、無意識に爪でボリボリと掻いてしまい血が出てしまう人もいるので、気を付けましょう。
おでこのしこりニキビの中では傷をいやそうと頑張っていますから、そこで刺激を与えてしまうと治癒が遅くなってしまいます。最悪の場合、悪化してケロイドになり、周囲に広がってしまう危険もあります。
前髪に注意
おでこのニキビは周囲に広がりやすいです。前髪を下している人の場合は、前髪に付着した菌がバラバラと額に広がっていくからです。また手で触って周囲に広げてしまう人もいます。
しこりニキビは普通のニキビよりも目立ちますし、隠せるものなら隠したいという気持ちはわかります。しかし、隠そうとするだけ周囲に広がってしまうリスクを背負うことになります。背に腹は代えられませんから、前髪がニキビにかからないようにしましょう。
保湿を心がける
おでこ(額)に限らず、 しこりニキビを早期に治すには保湿が最も効果的 です。人間の肌は常に新しい肌を作ろうとする働きがありますが、この働きは一定の潤いがないと正常に作用しません。だから保湿が大事なのです。
しこりニキビの中では傷をいやすための繊維組織が活動しています。これも同様に肌の再生機能ですから、水分がないとまともに機能しません。だから、夜の睡眠中だけでなく、日中も定期的に保湿ケアをすることが大事です。